Soundman Clarke Arch Exclusive
数年前から札幌でも続く長い猛暑…。
それからずっと考えていたのですが、夏快適に履けるボトムスのバリエーションの少なさ…。
リネン、トロピカルウール、履く人が限られるショーツ、、、
特にコットン100%で快適に履けるボトムスは少ない。
今回目指したのは、”夏でも快適に履ける”フルレングスのトラウザーズ。

ただ涼しいだけでなく、Archで展開するアメリカ、フランス、イギリスの洋服とも相性が良く、スタイルとして魅せたい…。
悩んだ末に浮かんだのは、”AERTEX”
AERTEX(エアテックス)とは…
1940年代頃、イギリス軍が熱帯地域用に採用していたジャケットやシャツに用いられていた生地。
ベンタイルとともにイギリスのミリタリーウェアを象徴する素材です。

そんなAERTEXですが、シャツやジャケットではよく見られますが、ボトムスでは見たことがない…。
当時、この素材を用いた イギリス軍のトラウザーズがもしも存在していたなら、、、

そうなるとやはりスタッフ全員が所有しているトラウザーズである
イギリス軍のオフィサートラウザーズをモチーフとした Soundman(サウンドマン)の Clarke(クラーク)
その後は自分達で生地を探したり、デザイナー今井氏のご協力を得て…
ようやく納得のゆく生地が見つける事が出来、今回初となるArch exclusive Clarkeを実現する事が出来たのです。

熱帯地域にも植民地を持っていたイギリスが現地の気候に合わせ開発した凹凸のある綿100%の生地。
凹凸があるので透け感もなく、綿100%ながら汗をかいてもベタつかない。
シワにもなりにくく、自宅でジャブジャブと洗ってしまっても問題なし、それに加えて乾きも早い!
まさに夏に最適な素材です。
独特なメッシュ状の生地と、深みのある色味が抜群の雰囲気を放っています。

BRITISH ARMYのOFFICER TROUSERSをベースに、深い2プリーツインタックが入り、足のシルエットが綺麗に見え、美しいラインを生み出します。
またタックが入ることで、モモ幅(ワタリ幅)に余裕があり、履いていて非常に楽で、ストレスを感じさせません。

私自身がそうなのですが、スッキリしたトラウザーズが履きたくてもノータックだと生地が張り、太もも部分が気になってしまう事が多いのです。
タックの入ったトラウザーズに苦手意識があるという方もいらっしゃると思いますが、是非、一度履いてみる事をお勧めします。
今までの食わず嫌いが思いのほかすんなりと受け入れられて、気づいたら虜に…?なんて事もあるかもしれませんよ。

フロントの持ち出しの内側には、大きな前カンを打ち、補強としての役割を果たしています。
表に見える「カシメ」が目を惹くポイントに。
2プリーツ、フロントどちらも意味のあるディテールですが、それがまたキャラクターともなり、ベーシックでありながらも他には類のないデザインに仕上がっています。


特徴的なフロント部分に目が行きますが、横、後ろから見た時の見え方が格好良いのもClarkeの魅力なんですよね。






足元はデッキシューズ、グルカサンダル、ローファー、ギリーシューズやダンスシューズ…
ぜひ軽快に。
JUTTA NEUMANNのサンダルと合わせるのが、僕たちの今シーズンの一押しです!
ミリタリージャケット、シャンブレーシャツでブリテッシュアメリカンなスタイル。
リネンやシアサッカーのジャケットを合わせ、ジャケットパンツスタイルにも。
オープンカラーのシャツを着て、コロニアルなスタイルも良し。
裾の処理方法もダブル、シングルたたき、ロールアップなどその方のスタイルによって楽しんでいただければと思いますのでご相談ください。
ただ涼しいだけでなく、Archで展開するアメリカ、フランス、イギリスの洋服にも抜群の相性を魅せてくれます。
多くの方にご覧いただけたら何より嬉しいです。
Arch 荒

Soundman
Clarke AERTEX – ARCH EXCLUSIVE
Color KHAKI
Size 36,38,40,42
Price ¥38,500-(inc.tax)