履き心地の衝撃 Alden V-tip by松林

v-tipの魅力は先日のブログにてご覧いただきたいと思います。
当ブログでは私、松林が実際に着用しての想いや、個人的に感じた事をお伝えさせていただきます。

先ず初めに、私がAlden を購入した経緯です。
元々、Aldenという革靴は認知しており、アメリカの高級な靴。
と言った印象でした。
しかし、Archに入社した2日後にAldenトランクショーイベントが開催され、
Aldenへの概念が覆りました。

初めてのブランノックデバイスでの計測、
今まで足長で靴を履いていた私は幅も考慮した採寸をしたことが無く、言われるがまま計測すると、
“10C”と伝えれられました。
ですが、日本には現在Cウィズは流通していないという事で、9H Dと選定され、
そこで人生初のAldenに足を通しました。

その時に履いたAldenこそが、Algonquin ox. 通称 v-tip (カーフレザー)でした。
履いた瞬間に感じた衝撃を未だに忘れはしません。
足に吸い付くようなフィット感、足触りの良さ、アーチにかかるテンションの滑らかさ。
これまでの人生で履いたことのない感覚でした。

そして、そのイベントの際に私以外のスタッフは全員、Aldenを履いて出勤しており、これは絶対に男として持っておかないといけない、
という使命に駆られ、即購入を決断しました。
そこから約一年使用しておりますが、未だに足を通すと衝撃を感じます。
というのは、ソールとアッパーの間に一枚のコルクが敷かれており、履けば履くほど自身の足に形成される謂わば、相棒の様なアイテムになっていくからです。

「購入当時より履きやすい」。
スタッフ間でも“足が疲れたからAldenに履き替えよう”。
そんな革靴は未だかつて聞いたことがありません。


足を考慮した計測、その計測の元選定される靴を履いた時に今までの常識が覆ります。
そして私が初めて購入した“カーフレザー”。
その魅力も少しお伝えしたいと思います。

Aldenといえば“コードヴァン”と認識されている方は多いと思います。
しかし、カーフレザーも希少性の高いレザーというのはご存知でしょうか。
生後6ヶ月以内の仔牛で、一頭あたりから採取できる量が少ない非常に価値が高く需要が多いレザーなのです。
そして特徴としては、キメの細かさ、部位による差や傷が少なく、履き馴染みが早い柔らかさがあげられます。
カーフレザーは、心配される方が多い雨天での使用もアフターケアをしっかりとすることで、気兼ねなく履く事ができ、ケアも容易に済ませる事が可能。
軽く磨くだけでも艶も出るほどで、上質なレザーであることがわかります。
モディファイドラストの良さを存分に味わう事ができる為、最初の1足としてもお勧めです。

そして、前回のブログを読んでいただいた方にはプラスで、
モディファイドラストという医療矯正靴を更にデイリーに履きたいとなれば、
“カーフレザー”の相性が抜群だということがお分かりいただけると思います。
時代背景にも沿ったAlgonquin ox. 通称 v-tip (カーフレザー)、ぜひ店頭にてお試しください。
Arch 松林
今回ご紹介したモディファイドラストのV-tipと同様に、HEMISPHEREで展開していたニットブランドのイベントを開催いたします。

FANNI LEMMERMAYER CUSTOM ORDER EVENT
at Arch SAPPORO
DATE : 2025/3/28 (fri) ~ 2025/3/30 (sun)
<札幌市中央区南3条西8丁目11-4第一ビル1F/2F>
@arch.sapporo
FANNI LEMMERMAYER(ファンニレマメイヤー)
1877年オーストリア・ウィーンにて創業。
世界で最も多くアルパカの毛の色糸を保有し、
裏表がなく縦横に伸縮するパール編みのパイオニアとして唯一無二のニットアイテムを製作するブランドです。
今回Arch札幌店では数あるカラーロールの中からご希望のパターンをお選びいただき、ご希望のモデルにてオーダーを承ります。
定番Vネックのカーディガン、
オーダーイベントならではのモデルやランダムパターン、ヴィンテージを参考にして製作されたスペシャルモデルのオーダーを承ります。
今後のインスタグラムやブログにてオーダーいただけるモデルやスタッフリコメンドもご紹介いたしますので、楽しみにお待ちください。
※ オーダーアイテム1商品につき、内金として商品代金の50%を頂戴いたします。
※オーダー後のキャンセルは承りかねます。
※商品のお届けは10月〜11月を予定しております。
入荷が多少前後する可能性がございますので、あらかじめご了承くださいませ。
※メールやInstagramのDMでもオーダーを承っております。
ご不明点がございましたら、ご遠慮なくお申しつけください。