ARCH / U.S.A.F SHIRT – New Fabric
ARCHの定番シャツである”RAF SHIRT”に並ぶ新しいシャツの提案として昨年の初登場以降、じわじわとファンを増やしている、U.S.A.F SHIRT”を9/5(fri)から新素材で発売いたします。



【9/5(fri) Release!!】
BRAND : ARCH
MODEL : U.S.A.F SHIRT – BRITISH OXFORD
COLOR : WHITE , NAVY
SIZE : S , M , L
PRICE : ¥33,000- inc tax
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一見するとベーシックなソリッドカラーのシャツですが、ARCHらしいニュアンスが詰まった個性ある1着です。
ベースになっているのはU.S AIR FORCE(アメリカ空軍)のオフィサーシャツ。
ヴィンテージを持っていたり見たことがあるという方もいらっしゃるかと思います。
空軍士官たちが式典に出席する際の正装用として支給されており、オリジナルはアメリカらしさを感じるサックスブルーのオックスフォード生地が使用されていました。




今回採用された生地はオックスフォード。
ヴィンテージと一緒じゃん!と思われるかもしれませんが、僕たちが注目したのはイギリスのオックスフォード生地です。
1960年代にイギリス陸軍のオフィサーシャツにこのブリティッシュオックスフォード生地が使用されています。
ガシッとした粗野感を感じるアメリカ顔のオックスフォード生地よりも、織り目が細かく上品な印象のオックスフォード生地を一から製作しているのです。
ボディはシングルニードル、前たての部分や前後ろ身頃を繋げるサイドシームには補強のためダブルニードル(チェーンステッチ)で縫われています。
仕様自体はヴィンテージも同じですが、昔と今で違うのは縫える生地の強度です。
ヴィンテージにはガシッとしたアメリカンオックスフォード生地が使用されていたので、ダブルニードルで縫う際の負荷にも耐えられましたが、薄い生地では耐えきれずに破れてしまっていました。
僕たちが作る商品はヴィンテージへのリスペクトを忘れずに、そういった意味での”ミルスペック”を踏襲しています。
カラーはホワイトとネイビーの2色。
前作に続くホワイトカラーも生地が変われば雰囲気も大きく異なります。
アイビーファッションで多く見られるB.Dシャツような、どこかアカデミックかつインテリジェンスな見え方だけれど、ルーツはミリタリーにある。
新色であるネイビーはイギリスのワークウェアを彷彿とさせる、ロイヤルネイビーのような独特な色合いで、エイジングしていくに連れてネイビーが徐々に白く抜けてくる。
その頃にはワークシャツのようなそんなニュアンスも孕んでくるかもしれません。
生地と色。
両者が揃うことで表面上には見えてこない背景が浮かんできて、そんなことに思いを馳せながら着用する洋服はまた一段と楽しく、ワードローブにあるアイテムとの差別化になるのではないでしょうか。
僕たちがこのオフィサーシャツを好きな理由として、ドレスシャツなんだけれどざっくりとした生地と縫製仕様が合わさって、日常的に気兼ねなく着用できるから。
その要素を汲み取り生地を洗いざらしのままにすることで、「ドレスシャツを、あえて洗いざらしで着たい」という洋服好きが憧れるスタイルを自でいく1着ができあがりました。
【STYLE SAMPLE】

JACKET : CASEY CASEY
SHIRT : ARCH “U.S.A.F SHIRT – WHITE”
SHOES : ALDEN

COAT : PURE FABRICATIONS
SHIRT : ARCH “U.S.A.F SHIRT – NAVY”
PANTS : VINTAGE
SHOES : MSG&SONS
メンズのベーシックウェアとの相性が良いことは、もはや語るまでもないかと思います。
強いて言うのであれば、昨年のタイプライター生地よりかは粗野な生地なので、ボロの古着との着合わせがとても自然で格好良いです。
デザイナーズブランドが作るモダンな洋服との組み合わせも非常に良さそうです!
関東の長い晩夏〜秋・春先〜夏、と活躍の幅が広く、この時期に向かい入れる1着としてはこの上なしです!
ぜひ店頭にてご覧くださいませ。
ARCH南青山
小見野