Jeep Coat “Gently Back style”
私の尊敬する人は紳士である人が多いです。
紳士である為の多様のルールを人生を賭けて学んでいく上で、資料を読み解く中で様々なフレーズが頭に残ります。
度々耳に残るフレーズは「背中」。
頼れる背中姿であったり、オーラを纏う人、紳士な人に共通する背中姿。
今回は、
「背中で語るコート」
その一言が似合うコートをDRESS & ARCHIVESより、ご紹介させていただきます。
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かつてはミリタリーウェアやワークウェアであっても、テーラーリング技術を用いて一人の職人が一着の全工程を縫い上げる「丸縫い」という手法が用いられていました。
各工程を分業で縫って一着を完成させるのが当たり前の現在となっては、ほぼ既製品では使われることのない手法です。
古き良き時代の技術や熟練した職人の手仕事によって生み出される洋服というのをARCHのフィルターを通して後世に伝えていきたい。
そんな思いから”DRESS & ARCHIVES”というレーベルはスタートしました。
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1940年代に英軍へ支給されていた、通称「ジープコート」と呼ばれるドリル生地のダスターコート。
今回、こちらのヴィンテージから着想を得て製作したダブルブレステッドのコートをARCH 南青山でも発売いたします。
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Color / Black
Size / 46, 48, 50
Price / ¥176,000(inc tax)
男らしいダブルブレステッドのフロントに、長めの着丈、綺麗なAラインを描くエレガントなシルエット。
ヴィンテージの特徴を活かしながら素材をアップデートすることで、唯一無二なコートに仕上がりました。
生地は、オーストリアはチロル地方の伝統的なコート地である「ローデン・クロス」を採用しました。
元々は貴族たちのハンティングコートに用いられていた生地で、織り上げた後に強い縮絨加工を施し組織を緻密にすることで、抜群の防寒、防風性を持たせているのが特徴。
今では数少ない、本場オーストリアでローデン・クロスを織るミル(織元)の中から「本物」と呼べる物を厳選しました。
目付900g/mと、かなりヘビーウェイトなローデン・クロスを贅沢に使用した、裏地なしの一枚仕立て。
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Color / Green
Size / 46, 48, 50
Price / ¥176,000(inc tax)
こちらのグリーンは、イタリア・トスカーナ地方にて1950年代に創業した歴史あるミルで織られたデッドストック生地を使用。
ウール×カシミヤの上質なメルトン生地は、しっかりとした厚みがありながらもしなやか且つ軽量で、綺麗なドレープ感があるコートに仕上がりました。
そして、カシミヤ混ということで、着心地は言わずもがな最高です。
今回のコートは、古き良き時代と同じように、一人の職人が一着の全工程を縫い上げる「丸縫い」で仕立てられています。
各工程を分業で縫っていくのが当たり前のこの時代において、特に既製服の世界で丸縫いのウールコートを作るブランドはほとんどありません。
手仕事による全方面から伝わる仕立ての良さ。
かつては背後を取られたら命を取られたも同然の世の中で、このコートを纏うことで威圧することができたのではないでしょうか。
ギャング映画を見ても、大成するために一流のテーラーで仕立てたスーツに最高級のコートをボスからプレゼントされるシーンもあります。
このコートを纏うことで背中で語れるようになるはずです。
是非、店頭で試してその仕立ての美しさを体感していただきたいです。
皆様のご来店お待ちしております。
ARCH南青山 小島
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