GENUINE GERMAN TRAINER

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フランスのエレガントなミリタリーウェア、アメリカの合理的な生産背景が伺えるワークやスポーツウェア、イギリスが得意とする最高峰のテーラリング技術により生まれるクラシックウェア、上質なニットウェアなど、挙げたらキリがないですが、これらはARCHのスタイルを形作るもので、そこに国籍は関係なく、真に良いものを集め続けてきました。

そのARCHスタイルを支える足元といえば、ALDENやParabootといったレザーシューズをイメージする方が多いと思います。
しかし、実はスニーカーも非常に相性が良いのです。
過去にはAdidasやPUMAなどのヴィンテージスニーカーや、ミリタリーのトレーニングスニカーも取り扱ってきました。

ジャンルを問わず、ヴィンテージが枯渇している現代において、非常に意義のあるブランドが入荷してきたので、紹介いたします。

Schwarzenbacher(シュワルツェンバッハ) / BW GYM SHOES
COLOR / WEISS
SIZE / 37 , 38 , 39 , 40 , 41 , 42 , 43 , 44 , 45 , 46
PRICE / ¥35,200- inc tax
オンラインショップはコチラから

Schwarzenbacher(シュワルツェンバッハ) / BW GYM SHOES
COLOR / BLACK
SIZE / 37 , 38 , 39 , 40 , 41 , 42 , 43 , 44 , 45 , 46
PRICE / ¥35,200- inc tax
オンラインショップはコチラから

1970年代頃より西ドイツ軍にて採用されていたトレーニング用のジムシューズ、通称”GERMAN TRAINER”

当時は今では知らない人のいない、AdidasやPUMAといったファクトリーがOEMを請け負っていたと言われています。
アメリカでいうところの、CONVERSE社やP.F INDUSTRIES社が軍のトレーニングシューズの生産を請け負っていたようなものです。
数あるファクトリーが存在した中で、ドイツの”Schwarzenbacher”という場所に、過去にドイツ軍に納入していた実績を持つ、老舗ファクトリーが今でも存在しています。

今回入荷したジャーマントレーナーは、その老舗ファクトリーに生産を依頼し、素晴らしい技術を守ってきた”Schwarzenbacher”という土地に敬意を込めて、その場所の名前を商品名にした特別な1足。

令和に“本物のジャーマントレーナー”が生まれました。

昨年はWEISS(ホワイト)のみの展開でしたが、今年からBLACK(ブラック)がラインナップに加わり、2色展開。

どちらも、肉厚なキャトルレザー(成牛の革)を使用しており、程よいボリューム感と非常に優れた耐久性を持つファブリック。
履き込むごとに良い皺が入り、歩き方の癖や動き方によって段々と着用者の足に馴染みます。
ちょっとした革靴顔負けの贅沢加減です。

インソールにもシボのようなレザーを使用しているため、丁度良いクッション感と包み込まれるようなフィット感、さらにはインソールのエイジングによる快適な歩行性を実現します。

着用時のフィッティング感は、ALDENのモディファイドラストや、ANATOMICAで展開しているWAKOUWAに近いので、馴染みやすいかもしれません。
また、シルエットは程良く細身なので、スニーカー特有の野暮ったさも無く、スッキリと見えます。


一部の洋服好きの間では、昔から人気がありましたが、2002年に某M社が発表したコレクションを皮切りに、爆発的に認知度が広がり市民権を獲得してきたジャーマントレーナー。
今では数多のブランドが、ジャーマントレーナーの型を模した商品を販売しています。

ミニマムな作りでありながら、レザーとスエードのコンビという贅沢な素材使いというミスマッチ感が興味を惹きます。
それでいて、ミリタリーウェアとは思えないシックな佇まいによる汎用性の高さから、これに変わるものは中々見当たりません。

以前のように潤沢にヴィンテージを集めることが困難になった今、“本物のジャーマントレーナー”を作るという、Schwarzenbacherのプロダクトを見逃すことはできませんでした。
ARCHが取り扱う多国籍なワーク・ミリタリー・モダンウェアに、とても良く合うスニーカーの一つです。

ARCHで取り扱う洋服や、スタイルは好きだけど革靴をあまり履かないという方や、反対に革靴以外のレパートリーが欲しい!という方に、この上なくオススメなスニーカーです。
ぜひ一度店頭でご試着してみて下さい。

ARCH南青山
小見野