ARCH南青山 Recomendetions “ショートパンツ”
当店ブログをご覧の皆様こんにちは。
いよいよ夏本番を迎える7月になりました。
早いもので新年を迎えてから半年が経つことになるのですが、本格的に気温が上がる前ぶれの梅雨らしい日が続きますね。
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夏に履くパンツで日々相談に来る方が後を絶たず、そんな時にお勧めしているものがあります。
それは”ショートパンツ”です。
僕の持論ではありますが、冬は厳しい寒さから逃れようと思えば暖かい物を着込むことで暖を取れますが、夏は冷たい物を身につけて暑さから逃れることはできません。
今の現代に葉っぱ隊を呼び起こすわけにもいかないかとも思いますので(笑)
冗談はさておき、自分が服を好きになった時から「ショートパンツ」は自分の定番でした。
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というのも、自分が服を好きになった恩師が好んで身につけていたGから始まるクライミングパンツ。
服付きであれば、一度は通る快適なパンツだ。履かなきゃダメだ。と教えられ、当たり前に履いてきたことが功を奏したのかもしれません。
そのクライミングパンツも今身につける物としては好みのバランスではないので、たまにしか履くことは無いのですが、、
お客様と話していても、「フルレングス以外のパンツは履けない」という声も非常に多く聞きます。
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理由を聞くと、「食わず嫌い」か「どう組み合わせていいかわからない」という理由がほとんど。
これはかなりスタイルの幅が広がるのでは?!と思い今回のブログを書こうと思った次第です。
ショートパンツは中世のヨーロッパで履かれたBreeches(ブリーチズ)と呼ばれる男性用の短いズボンがルーツとされています。
その後19世紀半ば位にズボンが支持されるようになり、ブリーチズが履かれることが少なくなっていったそうです。
では、ショートパンツはどのように普及していったのか。
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ショートパンツの中にバミューダショーツと呼ばれる、膝丈前後のやや細めのものがあります。
バミューダショーツは膝上までしか丈のない短いズボンとは明確に区別されるが、丈の長さは膝がほぼ隠れるものから腿の中間まで見えるものまで様々あります。
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また、腿回りの太さもさまざまで、リゾートファッションとしてのバミューダショーツは1960年代にアメリカ合衆国で流行し、1970年代にはアイビールックやサーファーファッションとともに日本にも伝わってきました。
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バミューダ諸島においては仕事やパーティシーンでの着用が許され、正装と同じ扱いになります。
ただし、正装においては脛が隠れるように膝下までの長いバミューダホーズと呼ばれる靴下と組み合わせるのが必須というルールはあるので注意が必要です。
ここ日本はバミューダ諸島ではないので、正装が求められる場では着用することが許されませんが、
それでも体にまとわりつくこの暑さから身を守る意味でも、男のショートパンツスタイルが必要ではないでしょうか。
ミリタリーの服でもショートパンツは存在しており、グルカ兵が着用していたものや、ワークウェアとして使われていたもの、リメイク品など多種多様です。
結果それは、気温のせいであったり、そうする理由があり誕生しているのです。
これだけの気温も続くと、涼しげに見せたり、開放的に快適に過ごす楽しさを味わうことも、また一興では無いでしょうか。
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只今ARCH南青山では様々なスタイルのハーフパンツをご用意しております。
秋口にはハーフパンツに軽めのジャケットを合わせるスタイルもお楽しみいただけますよ!
その他にも、トップス類でもこの時期オススメの物補充しておりますので是非、ご来店いただけたらと思います。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
ARCH南青山
小島
Instaglam : @arch.atsushi213
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