ANATOMICA STAFF RECOMEND ITEM vol.1
2023年6月2日〜6月6日の間に開催される”ANATOMICA POP UP EVENT in ARCH STELLAR PLACE”が目前となりました。
本日のブログでは、ANATOMICA STAFFのレコメンドアイテムをご紹介いたします。
【 BLACK 】
ANATOMICA (アナトミカ)のアイテムの中でも、ついつい選んでしまうのが”BLACK”のアイテム。
夏はリネン、秋はモールスキン、冬はウールとシーズンごとにブラックのアイテムを揃えています。
写真のアイテムは、個人的に一番最初に手にしたブラックのアイテムで、アイリッシュリネンの”DOLMAN”(ドルマン) かれこれ10年ほど着用してるかと思います。
このブラックジャケットに始まり..BAGATELKE、1839、CAVALIER、MARTINGALE、FORTなどなど、様々なブラックのアイテムを集めてきました。
ANATOMICAで何を買おうか?と悩んだら、まずはブラックのアイテムを手に入れてください。
ANATOMICAの世界を楽しめるカラーの一つだと思います。
【 WAKOUWA 】
こちらも、かれこれ10年ほど愛用しているWAKOUWA(ワクワ)のデッキシューズ。
オーソペティックシューズ(整形外科靴)の概念を用いて作られた木型で、ブラナックデバイスを用いて足のサイズを測定します。
当時の私には、スニーカーを選ぶ際に足のサイズを測った経験がなかったので、とても衝撃的でしたし、なんて履き心地のよいこと!
履き心地の良さと、シンプルな見た目から、今では8色も集まってしまいました。
ファーストWAKOUWAのネイビーは、すっかり色が抜けてしまい、切れてしまった紐は、そこらへんにあった紐を簡易的に付けたのですが、なんだか、これはこれで気に入っています。
【Pierre Fournier】
ANATOMICAが好き=ピエールが好きです。
現在のセレクトショップの先駆けとも言える伝説的なショップを立ち上げ、当時のお店では〈LEVI’S リーバイス〉や〈Lee リー〉などのデニムパンツから、各国の軍モノやデッドストック、〈THE NORTH FACE ザ・ノース・フェイス〉などのアウトドアブランドまで、パリにありながらアメリカンな品揃えが売り。
さらにワンウォッシュして縮ませたデニムパンツの販売や、チマヨ村伝統のブランケットを使ったベストの考案。
矯正靴のイメージが強かった〈ALDEN オールデン〉のモディファイドラストをファッションシーンに広めたとも言われ、この時代にすでに女性のミリタリースタイルを提案するなど、優れた先見性を持っています。
今でこそセレクトショップショップに当たり前に並ぶようなアイテムも、ピエールなくして成立しなかったのではないかと思います。
真摯に洋服に向き合い、追求し、理論的でもあり、感性が優れている。そして、とってもチャーミング。
服好きとして、師として仰ぐのにこれ以上の理由があるでしょうか。
ピエールの世界観、そしてそれを愛する全ての人たちが大好きです。
ピエールの考えが直に反映される今の時代のANATOMICAを身に纏えることに感謝しています。
好きなアイテムの話でしたね…ピエールが着ている、こちらのジャケット”SAVOYARDE” 私も買いました。
FOX BROTHERSの生地を使用した今では手に入らない生地です。
フレンチガーメンツでは毎シーズン、モデルは変わらないですが様々なファブリックを使用していて、その時にしか手に入れられないものもあります。
気に入った生地は、そのシーズンのうちに是非。
【DOLMAN】
もし、アナトミカのFRENCH GARMENTSでまず何を買えばいいですかと聞かれたら「DOLMAN」と答えると思います。
ANATOMICA創業当時から変わらずに作り続けられているモデルであり、それだけ愛されているということなのではないでしょうか?
写真のこのDOLMANはANATOMICA SAPPORO 10周年を記念してスペシャルなファブリックで作成された1枚で、1920年代頃のMETISという生地が使われています。
この生地のDOLMANは2度と作られることはないと思います。ピエールに会うことができた感動と共に大切に着続けていきたい1着です。
【618ORIGINAL】
ジーンズというとワークウェアのイメージが強く野暮ったいようなイメージでしたが、この618ORIGINALはその概念を覆してくれるものでした。
サイドシームのない筒状のシルエットは黄金比率のように美しくエレガントなシルエットです。
もちろんANATOMICAの洋服との相性も抜群なので、かなりの頻度で穿きこんでいます。
是非一度試してみていただきたい1本です。
【BIG A SHIRT】
シャンブレーシャツというとアメリカのイメージが強いと思います。
それをなANATOMICAでと思われる方も少なくないのではないでしょうか。
国や土地柄にとらわれず、ボーダーレスに良いものを良いと思えるピエールだからこそ、こういったプロダクトが生まれるのではないかと感じます。
私自身シャンブレーシャツは夏でも冬でも1年中着ているくらい欠かせないアイテムです。
ボロボロになるまで愛用していきたい1着です。
次回はARCH STELLAR PLACE STAFFのANATOMICA レコメンドアイテムのご紹介です。
そちらも併せてご覧くださいませ。
ARCH STELLAR PLACE 柳田