ARCH市電通り -1 Week Style- Vol.2
昨日のブログの川上 1 Week Styleは、ご覧になって頂けましたでしょうか。
1週間に渡り、リアルに着ている、または着たい洋服をコーディネートに交えてご紹介します。
ほとんどが私物なので、他店舗で展開しているアイテムや、既に完売してしまっているアイテムなどもございますが…。
本日は、私（荒）の1 Week Styleです。
最後まで、お付き合い頂ければ嬉しいです。
DAY 1
Jacket THE WORKES CLUB
Knit John Smedley
Bottoms ANATOMICA
Shoes Paraboot
ジャケットを引き立てる為に、ネイビー×ホワイトと色数を限定しました。
リネンジャケット、コットンニット同じネイビーでも素材感を変えるのが好きです。
普段であれば、スカーフが巻きたくなる私ですが、今日は潔く着たい気分でした。
少し巻物を巻くのが暑かったというのもありますが…。笑
気温が高くなると、ついリネン素材に目が行きます。
今年もリネン頼みの夏になりそうです…。
イギリス海軍の限られた兵士達に支給されていたDeck Jacketがデザインソース。
Deck Jacektの特徴でもある胸のビックポケットに、サイドポケットを付け、利便性を高めています。
肉厚な弾力のあるリネンは、雰囲気抜群！
アームホール、身幅にはゆとりがあるので、腕を捲ってしまえば、真夏でも着ることが出来ます。
一時的なファッショントレンドに逆行することに誇りを持つTHE WORKERS CLUBの洋服には、無駄なデザインは一切ありません。
シンプルが故に、年月が経っても常に格好よく、その人のクローゼットに残り続ける洋服…
それこそが究極の洋服であり、市電通りでTHE WORKERS CLUBをオーダーしている1番の理由です。
DAY 2
Shits S.E.H KELLY
Trousers DRESS & ARCHIVES
Shoes Paraboot
このシャツをオーダーする際に、トラウザーズとの合わせは、絶対にしたいと思っていました。
被りの開襟というリラックス感たっぷりのシャツに、上品なトラウザーズのバランスが気に入っています。
足元はディアスキンのデッキシューズ。
所謂革靴とは少し違う、重くないけどかといって軽すぎる事はない。
絶妙な塩梅がドレスアイテムと合わせても面白く、今シーズンのマストバイアイテムのひとつです…。
シャツは完売しましたが、次回の秋冬シーズンには、生地を変えて登場します。
是非、こちらも楽しみにお待ちください！
ジーンズ、ミリタリーパンツ、チノパン、グレーのトラウザーズ…
様々なパンツが存在しますが、特にこの4つは、私達のスタイルには欠かす事の出来ない存在です。
ハリントンジャケットとのトラディショナルなスタイル、ミリタリーアイテムの調和役としても一役買ってくれます。
そしてこれからの時期は、大好きなリネンと…。
組下のトラウザーズですので、スーツスタイルとしては勿論ですが、トラウザーズ単体でも着こなしの幅は大きく広がりますよ！
DAY 3
Jacket HACKNEY UNION WORKHOUSE
T-Shits MSG &SONS
Trousers HACKNEY UNION WORKHOUSE
Shoes trippen
上下カーキの組み合わせは好きだけど、軍物だと本気になり過ぎてしまって、コスプレチックでリアルではない。
その悩みを解消してくれたのが、このHACKNEY UNION WORKHOUSEのセットアップ。
絶妙なカーキの色味だったり、リネンの素材感がその本気感を柔らかくしてくれています。
セットアップと聞くと少し堅苦しく感じてしまう…。
そんな声も聞こえてきそうですが、この手のカジュアルなセットアップがあると、とても楽。
時間がない時は、Tシャツを合わせるだけで様になってしまうのです。
頼り過ぎると、考えなくなってしまうので要注意です…。笑
イギリスの立ち襟のワークジャケットをベースに、フロント部分が比翼になっていたり、逆さまのように取り付けた形状のポケット、オレンジ色のかんぬき止め…。
HACKNEY UNION WORK HOUSEのユーモア溢れるディテールが、随所に見受けられますが、決して華美になりすぎることはありません。
そして、とても優秀なのが、この共地のリネントラウザーズ。
夏場にすっきりとしたパンツが履きたいけど、肌に密着する面積が多いとどうしても暑く感じてしまう…。
そこは流石HACKNEY UNION WORK HOUSE
肌に触らないギリギリのラインを狙っているのがわかる。
夏を快適に過ごせるパンツってショートパンツを除くとかなり限られてくると思うんです。
リネントラウザーズは、皺が入るとより良い雰囲気になりますし、これからの時期を過ごすのにもってこいです！
DAY 4
Jacket DRESS & ARCHIVES
Knit JOHN SMEDLEY
Jeans Levi’s
本来であれば、グレースーツのジャケットを単品使いするのは難しい。
濃いめのチャコールグレー、ざっくりと織り上げられたフォックスエアーの生地が、その考えを払拭しています。
今日は、ニットポロシャツを合わせてカジュアルなジャケットスタイル。
ジーンズとホワイトのバレエシューズの合わせは、かの有名なプレイボーイのオマージュ…。
気取っていないのに、溢れ出る色気に憧れます…。
私共の初めての試みでもあるスーツ。
スーツを知る上で、色々な事を学びました。
今まで知らなかった知識や経験を得る事がとても楽しく、その反面毎日難しいなぁと苦戦もしています…。笑
私もまだまだ勉強中の身ではありますが、私と同じような20代の方にも是非、挑戦して頂きたいと思います。
カジュアルな洋服の見え方も変わり、洋服がさらに楽しくなってくれるはずです。
DAY 5
Jacket HACKNEY UNION WORK HOUSE
T-Shirt MSG &SONS
Shorts Soundman
Shoes Paraboot
ショーツは、股上、股下、裾の幅がとても重要だと思っていて、その少しの差で大きく印象が変わる。
フルレングスのパンツも同じ事が言えるかもしれませんが…。
Soundmanのグルカショーツは、そのバランスがとても良く、ショーツを履かない私でも純粋に履きたいと思わせてくれました。
リネン素材のテーラードジャケットにグルカサンダルを合わせてコロニアルな雰囲気を纏わせたスタイル。
ショーツにジャケットや、長袖のシャツを捲るのが好きなバランスです。
何より涼しい…。笑
暑さが限界に達したら、JOHN SMEDLEYのBELDEN（半袖クルーニット）で決まりです…。
ヴィンテージ市場では希少となっている、1930-40年代イギリス軍のベルトループ付きオールドタイプ、いわゆる初期型のグルカショーツがデザインソースとなったモデル。
「グルカ」の名は、ネパール山岳民族に由来しています。
グルカ兵は少ない戦力で、イギリスと戦闘を行い、敗れてしまったもののイギリス軍に大打撃を与えました。
イギリス軍は、そのグルカ兵の戦闘力に惚れ込み、イギリスの軍務に参加する事になるのです。
「世界最強の兵士」が履いていたショーツに一切の無駄はなく、ディテール全てに意味があります。
長くなってしまいそうなので、それは是非店頭にて…。
グルカと言うと後期型の左右に交差したベルトのデザインを思い浮かべる方も多いかと思いますが、本国だとそれをグルカと言っても伝わらない事があるそうです。
諸説は色々とあるのですが、いつか検証してみたいなぁと思っています。笑」
DAY 6
Shirt James Mortimer
Bottoms Soundman
Shoes Arch
今日は、川上さんに便乗して、白シャツを着ました。笑
約4年ほど着用していて、リネンの良い風合いが出てきましたが、まだまだこれからが本番というところでしょうか。
James Mortimerのリネンシャツにミリタリートラウザーズや、色落ちした5ポケットジーンズを合わせている先輩方のスタイルに憧れて購入したのを覚えています。
その時の気分で軍パンの形は変わりますが、この先もずっとしてゆきたいスタイル。
入社当初を思い出させてくれる私にとって欠かす事が出来ないシャツです。
市電通りの夏の定番でもあるJames Mortimerのバンドカラーシャツ。
名だたるブランドの製品の下請けを手掛けており、老舗メーカーならではの、厚い信頼があります。
生地に使われている、”ILISH LINEN”(アイリッシュリネン)は、上品な光沢と滑らかな肌触りです。
とても丈夫な生地で何度も洗濯していますが、リネン特有風合いが出てきて、良い雰囲気になってきました。
一枚買うとまたもう一枚…。
何枚持っていても良いシャツとは、こういう物ではないでしょうか。
DAY 7（day off）
Smock S.E.H KELLY
Bottoms MSG &SONS
Shoes Birkenstock
Bag CHARLIE BORRROW
休日は、動きやすいスモックなどの被り物が好き。
だけど夏に着れるスモックってあまりない。
S.E.H KELLYのコットンリネン生地のスモックは、コットンとリネンふたつの素材の特性を活かしている。
今時期は一枚で、スリーピングシャツ感覚で快適に着れて、
秋冬シーズンは、中にセーターを着ても格好良い。
形は、一見簡素的なほぼ正方形に見える。
2世紀以上続く伝統的なスモックを裁断をベースに、サヴィル・ロウの技術を駆使し、可動域と強度を増した「テーラー仕込みのスモック」
当時の英国の漁師達には、道具として必要不可欠だったスモック。
このスモックを見たら、喜んで着ているかもしれない…。
そんな事を考えていたから？軍パンにビルケンで作業着スタイル…。
このGame Bag Smallに出会うまでは、クラシックな面構えの所謂サコッシュに巡り合った事はありませんでした。
コンパクトなサイズ感は、普段鞄を持たない人でも取り入れやすいですよ。
そしてその見た目とは裏腹に、結構荷物が入ります。
お財布、携帯電話、鍵、文庫本、ペットボトル、小さめだったら折り畳み傘…
出先で多少荷物が増えても問題ありません。
遠出の時には、サブバッグとしての役割も果たしてくれます。
その際は、CHARLIE BORROWの同じ素材やレザーの大きめの鞄と一緒に持つのがお勧めです！
いかがでしたでしょうか？
リアルなスタイルでしたが、途中で新たな発見もあったりと、自分達が楽しんでしまっていました。笑
皆さまにも新しいご提案が出来れば何よりです。
ここ北海道もようやく夏本番になって参りました。
夏を共に乗り越える相棒を見つけにいらしてください。
ARCH 市電通り 荒
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