FRENCH WORK JACKET

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当店のブログをご覧の皆様、こんにちは。

弊社のブログをご覧の皆様にとって

馴染みが深いフレンチワークジャケットをご紹介いたします。

フランスのヴィンテージを知る上で欠かせない

フレンチワークジャケット。

1930年代以前のフランスでは”bourgeron” , “coltin”とも

呼ばれていたこのアイテムは、

モールスキン、コットンツイル、キャンバスの織のものもあれば、

ブルー、ブラック、ホワイト、ブラウン、インディゴ染めのものもある。

生地だけでなく、ディテールにおいても同じことを言うことができて、

いかに当時のフランス人に深く根付いたジャケットであったかを

知ることができるアイテムなのではないでしょうか。

フレンチワークジャケットというと

そのアイコニックなディテールによって、

皆様ある程度の共通した認識を持っているのではないでしょうか。

例えばフレンチワークジャケットならではの丸襟。

フランス人からは、”col chevaliére”(コル シェバリエ)と呼ばれていたそう。

当時の人々は今でいうバンドカラーのシャツをインナーにして

労働着として着用されていましたが、

現代となっては緩めに付けられたネックラインが

ストレスフリー、抜け感があるとして人気を博しているのも

なかなか面白いポイントです。

またフロントに取り付けられた3つのパッチポケットも

アイテムのアイコン的な部分だと思います。

内側にもポケットがつけられていることが多く、

状態の良いヴィンテージだと

内側にプリントや刺繍が施されたタグが付属します。

フランスの有名なワークウェアのサプライヤーである、

LE MONT SAINT-MICHELでは、

“弊社の洋服を買った時には、内側のブランドラベルを確認してください”

と掲げ、自社の商品の質実剛健さをアピールしたという話もございます。

胸元の小さいポケットは煙草をちょうどよく収納できるサイズで、

アメリカものによく見られるシガーポケットと

似たディテールと言えるでしょう。

海を隔てて、洋服の形や現地に根付いた文化は違えど、

同じ機能を持ったディテールが洋服に備わる、

なるほど、ヴィンテージは奥が深いわけです。

当店では写真のような珍品もご用意しております。

1946年製のフランス軍のワークジャケット。

これをフレンチワークジャケットと表現するのは

中々にグレーゾーンですがウッドボタンが付属し、

腰回りのポケットはVパッチ仕様というスペシャルな一品。

ミリタリーの分野にまでワークジャケットの文化が根差していたことを示す、

品物なのではないでしょうか。

当時のフランスで生活していた労働者に馴染みのある

フレンチワークジャケットは

今となってはヴィンテージやフレンチスタイルが好きな私達が

日常生活におけるファッションギアとして着用されています。

OUTIL VESTE ARBOIS

OUTIL VESTE BEAUNE

KLASICA FINN

AUBERGE MC CHARBON

当店で仕入れているブランドからリリースされる、

ヴィンテージ顔負けのクオリティで製作されるアイテム達。

フレンチスタイルに深く根付くワークジャケットを

日本人のフィッティングを用いてリリースされるコレクションの面々。

是非こちらも合わせてご覧くださいませ。

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

ARCH TOKYO 小村

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