French Black  Linen Work Pants

フランスを代表する仕事着の一つ

“Villette”

素材はブラックリネンを使い

牧畜業や家畜・食肉処理場に携わる

人々の仕事着として着用されていました。

今回はスペシャルなトラウザーとコートを

ご紹介していきます。

Villetteは、1974年に閉鎖されるまで

牛や羊など家畜業者が集まったパリの

La Villetteの家畜・食肉処理場の事を指し

この市場で働く人たちが着ていた仕事着や

リネン生地の名称です。

年代も1920年代から30年代くらいの物になり、

コンディションもDEAD STOCKになります。

リネンの枯れた風合いや色の濃淡、

生地が擦れていくにつれ表面に

出てくるアタリはリネン特有の表情です。

インディゴリネンを使い、

しっかりとした手触りと柔らかさ、

リネン特有の上品さを併せ持つ

Villette Coatは着込んでいく事で

インディゴ抜けていく雰囲気も

歴史を感じられると思います。

インディゴ染めは防虫、防臭の機能と

リネンを用いる事で動物の毛も

付きにくいという点。

このコートのように運動性や作業効率を

追求していたフランスのワークウェアは

着心地と働く人たちにとっては

欠かす事のできないまさに

道具と言える洋服ではないでしょうか。

ARCH TOKYO 大手