FRANK LEDER の魅力
皆様こんばんは、ARCH米村屋の阿部です。
本日のBLOGでは<FRANK LEDER>のエージェントを手掛けるMACH55 Ltd.代表の長谷川氏にインタビューさせて頂きましたので、是非ともご覧頂ければと思います。
・まずはfrank leder をMACH55 で取り扱うことになったエピソードを教えて頂きたいです。
（長谷川氏）『ロンドンでセントラルセントマーチンの卒業ショーで、”アレクサンダーマックイーンに大絶賛された奴がいる”という話を聞いて出会ったのがFRANK LEDERでした。2001年のことです。
当時彼はすでに小さなプライベートコレクションを仕上げていましたが、セントラルロンドンでの物作りはコストも高く、素材やパーツも彼の欲求を十分に満たすものではありませんでした。
私が彼に出会った時に拠点をロンドンから自分のルーツであるドイツのベルリンへ移そうと思っているという話が出て、それならばと拠点の移転を機にFRANK LEDERの日本エージェントとして一緒に活動をスタートしました。』
・フランクリーダーはどんな人？
（長谷川氏）『シンプルに言ったら”博識”な人です。専門的な知識だけでなく雑学に関連する知識や衣、食、住、とにかく幅広い知識を持った知性的な人です、もし彼がファッションに携わっていなかったら、たぶん映画の監督が一番向いていると思います。』
・コレクションテーマはどのようにテーマが決まったりしているのでしょうか？
（長谷川氏）『彼は毎シーズン終了後、次のシーズンの為に旅に出ます。
ただその旅は私たちが想像する旅とは違い、例えば
-ヒマラヤの麓であるチベットの村々を転々としながら現地の人達と一緒に生活して過ごすとか
-今は誰も住んでいないロシアのチェルノブイリ原発跡地に動物や植物を観察しに行ったり
-交通の不便なフィンランドの氷の平原の中にポツンとある三つ星レストランへ何日もかけて足を運んだり
その旅は毎回とても逃戦的なものであり、そしてFRANK LEDERの永遠のテーマである”ルーツ”をさがす旅でもあります。そこで吸収したものを毎シーズンコレクションへ注ぎ込んでいます。
3年半にわたり続いたコロナパンデミックの影響でこういった旅が出来なかったこともあり、残念ながらここ数シーズンのFRANK LEDERはフルポテンシャルの70%位しか表現出来ていないかもしれません。
ただこれからはこの旅も自由になります。
今後のFRANK LEDERに乞うご期待！！』
・長谷川様から見るfrank lederの世界観とは。
（長谷川氏）『1stコレクションから”芯が全くぶれない事”これ本当にスゴイと思います。
ファッションの世界に身をおいている以上、良くも悪くもみんな毎シーズンのトレンドに翻弄される事が普通なのですがFRANK LEDERにはそれが全くありません。なので1stコレクションの商品と最新23A/W商品を組み合わせて着ても違和感なしです。これは物作りに対する姿勢が毎シーズンのテーマにはじまり、工場、素材、ボタンなどのパーツ選びにいたるまでMADE IN GERMANYにこだわることからも伺えます。
フランクがコレクションを通して伝えたいのは、”一人ひとりがルーツを大切にブレない世界観を持つこと”だと思います。これってチョーカッコイイと思いませんか？』
長きに渡り、”FRANK LEDER”と取り組みをしてきた”長谷川氏”ならではのコメントを頂きました。
イベント当日は長谷川氏も在店しておりますのでフランクリーダーの秘話を色々と伺えるので是非、ご来店お待ち致しております。
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FRANK LEDER ARCHIVE EXHIBITION at ARCH 米村屋
開催日時：2023.11.11(土)〜11.19(日)
開催店舗：ARCH 米村屋
札幌市中央区南4条東1丁目9-3米村屋ビル1F [Google MAP]
TEL 011-281-5560
MAIL yonemuraya@archstyle.tv
営業時間 12:00-20:00（水曜定休）
BLOG https://archstyle.tv/yonemuraya
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