A VONTADE / L2-A JACKET
皆さんこんにちは、ARCH米村屋の阿部です。
本日はA VONTADEより到着致しました”L2-A”のご紹介になります。
”L2-A JACKET”
前回も一度展開していたアイテムなのですが瞬く間に完売しておりました。今回のA/Wで待望のリリースとなります。
デザインソースになっているのは1951年に米軍に登場したフライトジャケット。表地には高密度ナイロンツイルを使用、程よく光沢感のある生地感で土臭さの中に上品さもある雰囲気です。
同ブランドが特に得意としているヴィンテージをベースとしたアイテム。ただ同じ物を作るのでは無く、”A VONTADE”のフィルターを通しモディファイドされたアイテム。絶妙なパターンメイクやファブリックのチョイス、当時のプロダクトを超えたと言っても過言ではない物作りです。
今回の”A VONTADE”の”L2-A JACKET”、のヴィンテージとは違うの一つ目の特徴として”中綿を入れない”事で着膨れを防ぎレイヤードできる仕様になっている事。ただ中綿を入れないだけだと防寒性がなくなってしまいますが、ライニングにウール素材を使う事で防寒性を確保しています。今時期の秋から羽織りとして着られ、アームホールや身幅も程よくすっきりとしたシルエットに設計されているので真冬には、この”L2-A”の上からオーバーコートを羽織る事も可能な作りとなっています。
そしてヴィンテージの”L2-Aテストサンプル”を参考にしておりエポレットは外した仕様、すっきりとした印象で、野暮過ぎないのも魅力の一つです。シンプルなアイテムなのでコーディネートの振り幅もかなりあると思います。ミリタリーベースのアイテムですが、カラーリングなども相まってオリーブの軍パンなんかにも相性が良く、定番的なアイテムの”チノパン”や”5ポケットジーンズ”でも良いと思います。
自分自身、同ブランドのリリースを毎回楽しみにしていて主観も入ってしまいますが、このブランドの、どのアイテムにも言える事ですが、シンプルな中に拘りが詰まっていて、しっかりとギミックが効いていて、かつ手持ちのワードローブとも着まわしが効く、そして何より着た時に単純に気持ちが上がります。そんなブランドはなかなか無いと思います。
ARCH創業からの最も歴史長く続けさせて頂いているブランド”A VONTADE”。BLOGに書ききれないこのブランドの良さを是非店頭にてお話しさせて頂ければと思います。
ARCH米村屋 阿部