くたっとしたやつれた雰囲気や枯れた表情、KLASICAの生地にはなんとも形容しがたい独特のオーラを放ちます。
使い込むことでビンテージのような面構えになっていく洋服は自分だけの一着という気がして愛着が湧きます。

KLASICAの醍醐味は？
と聞かれるとシルエットやドレープ感などのデザイン性と答えたくなりますが、僕は生地ではないかと思います。
ヨーロッパの古いワークやミリタリーの服をベースとしながら、現代的に落とし込まれる一着は唯一無二の存在感があり、毎年ワクワクしながら入荷を楽しみにしています。

生地があるからこそ、シルエットやドレープが強調され、洋服として一体感を生み出す、そんな気がします。

前置きが長くなってしましましたが、KLASICAから21SS商品が届きました。
本日は僕自身待ちわびていたBAGをご紹介致します。

BIVOUAC
PRICE ¥29,000+tax
COLOR / OLIVE , BEIGE , etc…

1940年から80年代にかけてグルカ兵に支給されていた、イギリス軍のヴィンテージテントクロス。

テントクロスは一つずつナンバリングが刻印され、生地の色が一点一点異なり、まさに自分だけの一点物としてお使い頂けます。

時代時代によって異なる生地の表情、色味や質感、同じ物が存在しない唯一のファブリック。

この貴重なヴィンテージテントを解体し、再構築したのがベルトバック”BIVOUAC”

大きく口が開き、一度に一泊二日ほどの荷物が収納できるバッグは実用的で持ち運びやすいのも嬉しいポイントです。
紐の長さを調節することで肩がけやショルダー感覚で使用でき、お好みで合わせることも可能。

実際に当時軍に支給されていたのではないかと思う自然なデザインは流石KLASICAといったところ。
紐が垂れて絶妙な塩梅で構築されたバッグが柔らかくなりすぎないのはこのヴィンテージ生地だからこそです。

ミリタリーやワークものがお好きな方には垂涎モノのアイテムではないでしょうか。
一点ずつ表情が異なるので早い者勝ちです。
ぜひ選べるうちにご覧になってみて下さい。

ARCH STELLAR PLACE 上田