rdv o globe Exclusive for Arch

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今まで数多くの別注をrdv o globeと共同製作してきましたが、思い返すと自分達が実際に愛用しているモノから誕生している事が殆どな気がしています。

なんとも僕らの我儘な企画となっている訳ですが…苦笑

今回の別注は、ある一枚のジャケットのオマージュから完成に至りました。

そのあるジャケットとは…

ARCHオーナー山内が、長年愛用している”イギリス製のワークジャケット”です。

不思議とエレガントな空気を纏っているそのジャケット 。

フランスの不変的なデザイン、イギリスらしいファブリック。
ありそうでない組み合わせが珍しく、長年密かに欲しいと思っていた一着でした。

フレンチ のワークウェアー型なのに、イギリスの素材。

いつかこのニュアンスのジャケットを作りたい…

不変的なフレンチワークジャケット型で、素材にはイングリッシュモールスキンが採用された一着を。

1940’S FRENCH PASCAL JACCKET

フランスの古いワークジャケット で、”PASCAL JACKET”と呼ばれる物が存在しています。

それは、生地メーカーであるPASCAL社が手掛けたネームタグが付くことから、その名で呼ばれています。

ツイードの様な独特の生地と胸ポケットのディテール特徴的なヴィンテージを、rdv o globeの解釈で製作しているのが”NEW FABIO VE”

フレンチワークの匂いが残る、”NEW FABIO VE”をベースに、”イングリッシュモールスキン”で製作したら、思い描いていたモノが生まれるのではないか。

そんな想いから今回の別注企画が始まりました。


勿論、素材にはイングリッシュモールスキンのように、毛足の短い柔かな”モールスキン”を。

カラーは、フランスらしい”ブラック”で。

もしかしたら…この”PASCAL JACKET”型で、”イングリッシュモールスキン”の組み合わせのヴィンテージ が存在していたのではないか…

そんな妄想と理想を、一着のジャケット に込めて製作しました。

スタッフ満場一致で、最高の仕上がりです。

詳細は、明日のブログにて紹介します。

ARCH 宅見