SAINT JAMES / OUESSANT
歴史がある洋服にこそ、長く愛用されてきただけの裏付けがある。
ワークウェアーやミリタリーウェアーが主に道具として着用されていた時代。
厳しい環境を生き抜くため、長期間の着用にも耐えうる強度を持っているため、様々な理由はあれどたくさんの人々に愛されてきた洋服というのは、何かしらの裏付けが必ずあるのです。
「Arch本店に初めて来ました!!」というお客様に必ずご紹介するBONCOURAの5POCKET PANTSとFRENCH ARMY M-47 TROUSERS、SAINT JAMES OUESSANT。
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フランス北部ノルマンディー地方にあるSAINT JAMES市にて1889年創業のSAINT JAMES。
会社の名前を冠した街の名前になるほど地域密着型のワークウェアーブランドです。
SAINT JAMES市は古くからイギリスとの海上交易が盛んに行われ、それに伴って海上の厳しい環境や長時間にわたる海上作業に耐えうる、ボーダーシャツやマリンセーターが発達しました。
その労働着としての評価が高く、のちにMARINE NATIONALの制服として採用され、世にボーダーシャツを広めたとして知られるココ・シャネルをはじめとした著名人に着用されていくこととなります。
話は逸れますが、MOJITOの山下氏に教えていただいたCalvin Tomkins著『優雅な生活が最高の復讐である』という本。
1920年代のヘミングウェイやスコットフィッツジェラルド、キュビズムのピカソやレジェなどのエッセイで歴史物の読み物としてももちろん、差し込みで入っているとあるビーチでの写真もハッとさせられるものが、、
また後日ご紹介したいと思います。。
こういった背景もありつつ、SAINT JAMESはArchにおける「とりあえず着ていただきたいTシャツ」として毎シーズン必ず仕入れています。
長年にわたって愛されてきたミニマルなデザインと、ワーク・ミリタリーに出自を持つSAINT JAMESのOUESSANT。
特に生地の耐久度に関して僕は全幅の信頼を置いています。
僕が所有している中で5年着用しているものがあるのが、何よりの証拠だと思います笑
今シーズン仕入れたのはOUESSANTのECRU / MARINEとNEIGE / ROCHEの美ボーダーとNOIRのソリッドの計3種。
“ボーダーTシャツといえば”というECRU / MARINEとミリタリーパンツやワークパンツとの相性が良いNEIGE / ROCHE、ソリッドのNOIRに関してはオールシーズン着ることのできる優れもの。
5ポケットパンツや軍パンなどのアイテムは何にでも合わせることができるので、むしろ着る人の個性が出るので色々考えてしまいますね。
インナーとしてきたり、プルオーバーシャツとして重ね着したり、サイズをワンサイズ上げてみたり、、
普段着るスタイルに合わせてサイズやモデルをチョイスできるのではないでしょうか。
Arch 小村
SAINT JAMES / OUESSANT
SIZE / T4 , T5 , T6 , T7
COLOR / ECRU MARINE , NEIGE ROCHE , NOIR
PRICE / ¥13,200- (inc tax) ※T4~T6 , ¥13,750- (inc tax) ※T7