KENNETH FIELD / C.G. JACKET

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KENNETH FIELDのブランドコンセプトでもある、デザイナー草野氏が体験した80年代以降の時代背景。

90年代生まれの僕にとって、80年代の時代背景は、教科書や映画、音楽でしか紐解くことのできない世界である。

僕にとって80年代の背景に身近なものってなんだろう、と考えた時に、ふと思い出したのが、トム・クルーズ主演『TOP GUN』だった。

空母から戦闘機が離陸するシーンから始まり、名曲「Danger Zone」が流れる。

乗り物好きと音楽好き、洋服好きなどなど、男が好きな様々なジャンルを刺激する映画なのではないでしょうか。

MA-1やLevi’s、V ゾーンが深いゆとりのあるジャケット、、僕たち洋服好きが目をキラキラさせるような洋服たちが出てきますが、特にトム・クルーズが着ているG-1にはシビれてしまいました。

決して飾って着ているわけではなく、自分にとって”あって当たり前のもの”のようにサッと羽織り、カワサキのバイクで走り去る、、格好いいな〜笑

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今回ご紹介するのはKENNETH FIELDのC.G. JACKET。

このジャケットのモチーフになっているのは、アメリカ軍の沿岸警備隊のジャケットです。

このジャケットについてamvaiに掲載されているデザイナー草野氏のブログもご覧ください。

身幅にゆとりを持たせ、丈も短く、袖と裾に配されたウールリブできゅっと止まった、フライトジャケットにも似たシルエットが特徴的な1着です。

今回表生地に使われたのはコットン100%のリップストップファブリック。

着込むごとに格子状のあたりがついていき、生地も柔らかくなっていく風合いの変化を楽しむことができる生地です。

ジップ部にはデッドストックのTalon Zipperを採用。

裏側に”USA”の刻印があるニクいジップです笑

ヴィンテージゆえに丁寧に扱っていただいた方がよいですが、きらりと光るアルミ材がこのジャケットの雰囲気を引き締めてくれています。

首元のチンガードや腰元ののスラッシュポケット、左腕に備えられたシガーポケット、リブはウール素材の2段リブ仕様。

袖口に向けてリブのピッチがキツくなっていくミリタリージャケット由来のディテールです。

春先に向けて気軽に着ることができるC.G. JACKETは、『TOP GUN』のトム・クルーズよろしく、”あって当たり前のジャケット”のように羽織ることができるのではないでしょうか。

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数シーズン前から始まったKENNETH FIELDの”WAR IS OVER. IF YOU WANT IT”のライン。

洋服としてのかっこよさももちろんのこと、洋服を通じたメッセージを感じたり、僕より年上の洋服が好きな方はどこか懐かしさすら感じたりするアイテムだと思います。

『JAWS 2』のロイ・シャイダーが着ているコーストガードジャケットや『TOP GUN』のトム・クルーズが着ているB-3ジャケット。

このジャケットは彼らにとって”あって当たり前のジャケット”だが、きっと”なくてはならないワードローブの1着”なのだと思う。

Arch 小村

KENNETH FIELD / C.G. JACKET NAVY RIP STOP TALON ZIPPER

COLOR / NAVY

SIZE / M , L , XL

PRICE / ¥88,000- (inc tax)

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