Billingham
Billingham（ビリンガム）は、1973年にイングランド・バーミンガムで創業したバッグブランド。
その歴史は、写真撮影が趣味の夫・マーティン・ビリンガムのために、妻のロス・ビリンガムがカメラ機材用バッグを手作りしたことからはじまりました。
やがてその手づくりのバッグが評判となり、バッグを求める人々の要求に応えているうちに、自然な成り行きで Billingham が誕生したのです。
夫婦二人三脚でつくるバッグには、英国伝統のフィッシングバッグのデザインやスタイルの中に、カメラバッグとして必要とされる独自の機能が搭載されていました。
当時としては画期的だったバッグは英国中に知られる存在となり、その優れたデザイン性と機能性、実用性から世界中に知られる、英国を代表するブランドへと成長していきます。
Billingham のバッグの高いクオリティを証明する出来事の1つに、カメラ界きっての名門である Leica（ライカ）と長年にわたるコラボレーションモデルを発表してきたという歴史があります。
このコラボレーションをきっかけにBillingham のバッグは「カメラバッグのロールスロイス」とも称されるようになり、世界中のプロカメラマンはもちろん、愛好家も憧れるブランドとなったのです。
System-1 Bag
Color Beige, Black
Price ¥69,300(inc tax)
こちらは、Billinghamが最初に製作したモデルを忠実に再現した”System-1″バッグ。
大小合わせて6箇所のポケットが付属する、大容量のショルダー型ボストンバッグです。
元々がカメラバッグということもあり、内装底部には取り外し可能な厚みのあるパッドが付属。
カメラは持ち歩かないという方でも、パソコンなどを衝撃から守ってくれる仕様は嬉しいですよね。
カメラ機材用のパーテンションはあえて設けていないので、とても日常使いがしやすくなっているのも特徴。
カメラバッグとしての機能をほどよく残しながら、普段使いしやすいようにアップデートがなされています。
素材には、生地の間にフィルムをボンディングし表面にも撥水コーティングを施したコットンポリキャンバス生地を使用。
いわゆる「ゴム引き」の生地は防水性に優れる機能性はもちろんのこと、使い込むほどに増してくる風合いも魅力です。
レザーには厚みのあるブライドルレザー、金具には真鍮が使用されており、イギリスらしいクラシックで重厚な雰囲気が漂います。
タグも創業当時のデザインを復刻した物を使用。
底には真鍮製の底鋲とレザーによる補強が施されています。
細かい部分に至るまで堅牢な作りはとても安心感がありますね。
大容量でありながら、普段使いとしても違和感の無いサイズ感。
それでいて1～2泊程度の旅行や出張なら充分対応できます。
日常から旅先まで、様々なシーンで活躍してくれるバッグです。
カラーは、イメージカラーと言ってもよい「ベージュ」と、少し都会的な雰囲気も感じさせる「ブラック」の2色展開となります。
ベージュは Barbour のようなオイルドジャケットやツイードのジャケットやコート、これからの季節はサファリジャケットなんかに合わせたいですね。
都会的なブラックはスーツやジャケパンスタイルに合わせても違和感が無いので、ビジネス使いにも良いのではないでしょうか。
夫のために妻が手作りしたバッグからスタートし、英国を代表するバッグブランドへと成長したという素敵なストーリーを持つ「ビリンガム」。
経年変化を楽しみながら、大切に長く使っていきたいなと思わせてくれる、そんなバッグです。
Billingham からは、今日ご紹介した”System-1 Bag”の他にトートバッグも入荷していますので、ぜひ店頭で合わせてご覧になってみて下さい。
ご来店お待ちしております！！
ARCH 市電通り 川上
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