My Favorite Style 川上編

Share
this article

ARCHが大切にしている「Style = スタイル」という言葉。

『あの人はスタイルがある』というような使い方をしますよね。

洋服をブランドで着るのではなく(決してブランドを否定する訳ではありません)自分なりの確固としたスタイルを持って、どう着るのか?どう着こなすのか?を楽しむ。

ARCHらしいスタイルのひとつに「軍パンに白シャツ」というのがあります。

今となってはベーシックな着こなしに感じますが、この着こなしをはじめて知った時には「兵士が戦場で穿いていたパンツにドレッシーな白シャツを合わせる」という相反する組み合わせに強烈なスタイルを感じたものです。

洋服屋の僕たちはこんなことを四六時中考えているのです。笑

そして、スタイルを持って洋服を着ることの楽しさを伝え続けるのが僕らの役割だと思っています。

ということで、前回と今回の2回に分けて、全てスタッフの私物を使用したリアルなARCH市電通りの「スタイル」をご紹介いたします。

今日はスタッフ川上のスタイルです。

『ライダースジャケットにグレートラウザーズ』

ライダースジャケットを着るときは、グレートラウザーズを合わせるのが自分のスタイル。

軍パンに白シャツを合わせるのと同じように、本来混ざり合わないであろう洋服同士を混ぜた着こなしはスタイルを感じさせる行為だと思います。

1950年代後半の英国でオートバイを乗り回していた当時のロッカーズたちは白いスカーフを首元に巻いていたそうですが、代わりにドットや柄物のストールを。

春秋はカットソー、冬はタートルネックのニットをインナーにして、足元はスウェードのチャッカブーツかハイカットのキャンバススニーカー、、、フェルトハットも欠かせません。

アウターにはロッカーズと対立したモッズの象徴であるフィッシュテールパーカをあえて合わせています。

春にはダブルのライダースジャケットが新たに入荷しますし、もしかすると特別なイベントも!?今後の提案にもご期待ください。

『ミリタリージャケットを上品に着こなす。それにはやっぱりグレートラウザーズ。笑』

これは、ライダースジャケットにグレートラウザーズと全く同じ着こなしですね、、、汗

ある意味ブレていないというか(物は言いようですが、、、)これこそ「スタイル」なのだと思っています。

僕自身、ライダースジャケット、ミリタリージャケットの他にも、ワークジャケット、はたまたクラシックなアウトドアウェアにもグレートラウザーズを合わせることが多いです。

それくらい、スタイルのある着こなしには欠かす事のできない洋服なのです。

ARCH市電通りではパターンオーダーにてお客様のサイズに合わせたグレートラウザーズをお作りいただけるように準備を進めていますので、そちらもぜひご期待ください。

そして、ミリタリージャケットなどの無骨なトップスにはハイゲージニットやスカーフなど、どこか上品さを感じさせる物を必ず合わせます。

また、イギリス物を中心としたコーディネートであっても、どこかに1点アメリカ物を加えるのが自分のスタイルです。

『英国スタイルには1点アメリカ物を』

毛玉だらけのシャギードッグセーターに着込まれて皺の入ったツィードジャケット。アーガイル柄のソックスにスウェードのカントリーシューズ。寒い日にはオイルドジャケットを羽織り、首元にはタータンチェックのストールを。

それぞれのアイテムが英国という同じルーツを持っているので、当然と言えば当然ですが、とてもまとまりのあるコーディネートだと思います。

ただ、英国クラシックに偏り過ぎると「コスプレ」になってしまうので、どこか抜け感であったり、異なる国にルーツを持つ洋服をミックスするように心がけています。

これは、先ほどのミリタリージャケットを用いたスタイルと同じですね。

洋服屋としてクラシックな着こなしを学ぶことはもちろん必須なのですが、それを踏まえたうえで今の時代感に合う、リアリティのあるスタイルを提案することも大切だと思っています。

前回と今回の2回に渡ってご紹介した「スタイル」について、いかがでしたでしょうか。

・スタッフ荒のスタイルはこちら

「何を着るかではなく、どう着るのか?」というのを大切に、今年もスタイルのあるご提案をしていきますので、お付き合いいただけますと幸いです。

ARCH 市電通り 川上

オンラインショップはこちら


オーダースーツについて
フランネルとツイード
生地紹介
オーダーシャツについて

※オーダーをご希望の方は、下記お電話番号かメールアドレス、LINEまたは、instagramのDMにてご希望の日時をご連絡下さい。
※ご予約なしでもオーダー頂けますが、状況によってはお待ち頂く場合がございます。予めご了承下さいませ。

TEL 011-233-3027
E-MAIL shidendori@archstyle.tv
LINE @857rachi
instagram arch_shidendori