Soundman Cyclone Soundman POP UP STORE at ARCH市電通り
前回のブログでもお話ししておりました、“Ventile”(ベンタイル)という生地。
イギリス軍兵の命を救ったと言っても過言ではない生地であるというロマンにも惹かれますが、撥水、防風に優れた実用性のある生地は、化学繊維が生まれた現代でも劣ることはありません。
実はもうひとつベンタイル生地を用いたとっておきをご用意しておりました…。
Cyclone
Color Army Green
Price ¥53,900(inc tax)
1960年代イギリスの某アウトドアメーカーによるサイクリングジャケットがモチーフとなった一着。
フロント、バック合わせて5箇所のジッパー使いが特徴となっています。
小振の襟、そしてフィッティングバランスが素晴らしく、
まさにSoundman(サウンドマン)が掲げる “Stylish-low-tech clothes”(スタイリッシュ・ローテク・クローズ)へと昇華した1着です。
ラグランスリーブのたっぷりとしながら、肩から綺麗に落ちるシルエットにも是非注目してみてください。
そして生地は、日本製のベンタイルコットンギャバジンを使用。
超高密度に織り込んだ生地は水を寄せ付けず、風もシャットアウトします。
コットン100%の天然繊維で、コーティングなどは施していない為、自宅で洗濯する事も出来、コットン特有のアタリが出てきた時の囲気もまた最高に格好良いんですよね…。
裏地にも表地と同じ生地を使用する「無双仕立て」となっているのも拘りを感じる部分。
単純に、表地×2着分となるので、通常の裏地を使うよりもコストがかかる手法ですので、現在ではなかなか見る事はないかもしれませんね。
イギリスでは古くからギャバジンのコートなどでも用いられている贅沢な仕立てなのです。
この仕様は、BRITISH VENTILE PARKA同様に、ベンタイルの撥水、防風の特性をさらに活かし、雨が降った際にもインナーまで浸水してくる事を防いでくれ、天候を気にせず、タウンユースに最高のポテンシャルを持っています。
ハイゲージのニットの上から羽織り、品良く纏めても良いですし、気温が下がった頃には、ミドルゲージのセーターにハンティングベストを合わせたラギットなスタイルも一押しです。
今回のSoundmanのコレクションのように、アノラックパーカーや、ジャケットの上に着たレイヤードスタイルにも是非挑戦してみてください。
肩がラグランの作りの為、窮屈に感じることはありませんし、より長いシーズン着る事ができますよ。
Soundman POP UP STORE at ARCH市電通り
2023.10.7(SAT)-10.9(MON)
20世紀に完成したテーラード、ワーク、ミリタリー、スポーツとカテゴライズされる男服のディティールを掘り下げ、21世紀の視点からリ・デザインする
“Stylish-low-tech clothes”を提案する<Soundman(サウンドマン)>。
ARCH市電通りにて初となる<Soundman>のポップアップイベントを、10月7日(土)~9日(月・祝)の3日間にわたって開催いたします。
当店では展開していない今シーズンのアイテムを豊富なラインナップでご覧いただける他、過去のアーカイブアイテムも期間限定でご用意いたします。
また、期間中は<Soundman>デザイナーの今井氏も在店されますので(8日&9日の2日間)ぜひこの機会にご来店ください。
そして今回のイベントに合わせて<Soundman>とARCH市電通りオリジナルレーベル<DRESS & ARCHIVES(ドレスアンドアーカイブス)>のコラボレーションアイテムを発売いたします。
詳細は、また後日…。
ARCH市電通り 荒
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