MOJITO “PILAR SHIRTS”
ミリタリー、ワーク、スポーツ、アウトドア、フォークロア、、、アメリカで誕生したファッションには様々なスタイルがありますが、
1960年代に西海岸カリフォルニアで人気を博したサーフスタイルも、アメリカの洋服史を語る上では外せないカルチャーだと思います。
丈の短いサーフトランクスや、ナイロン素材のブルゾン、フルーツ製のロンTや、総柄のオープンカラーシャツ、ビーチシャツを着たスタイルが男女問わず、気取らない格好良さがあり当時のサーフスタイルのオリジナリティを感じます。
ザ・ビーチ・ボーイズのような人気ある音楽グループも、リラックスして日焼けした海浜を楽しむものとしてカリフォルニアのイメージを宣伝していました。
本日ご紹介するMOJITOの”PILAR SHIRTS”は、ヘミングウェイが当時乗っていた船の名に由来され名付けれたアイテム名であり、 裏地がパイル生地のビーチシャツは、まさに西海岸のサーファー達に愛されたアイテムです。
ヴィンテージのピーチシャツや、アロハシャツ等に言える、派手な色味や、ルーズシルエット、ワイルドな柄は、元々汗じみを目立たなくするという理由があり、この男らしいルックスがピーチシャツの最大の特徴。裏地がパイル生地の仕様になったビーチシャツは素肌で着ても非常に気持ちの良いアイテムです。
今回のセレクトした”PILAR SHIRTS”は、鮮やかなグリーンやイエローが特徴のチェック柄。どこかアイビーリーガーが好んで着用していたマドラスチェックの雰囲気も感じると同時に、米村屋の鉄板アイテムである、オリーブの軍パンやチノパンに合わせたい1着です。
チノパンやモカシンシューズ、そのほかにも軍パンやデニム、トラウザーズと合わせば、海感のあるビーチシャツも街着として難なく取り入れますし、背景や素材感を活かして、海や、リゾート的な場所へ着用していったらさらにテンションがあがると思います。
自分もPILAR SHIRTSを愛用しておりますが、休日や海が近い地元浜松へ帰省する際には欠かさずに着用していますし、今年の夏も引き続き沢山着ようと思っております。
また米村屋には珍しいこんなアイテムも御座います。アメリカを代表するカットソーブランドHealthknit が作っていた、テリークロスのビーチシャツ。第一ボタンが胸下にある、クラシックなビーチシャツは当時のリアルなサーフ、リゾートスタイルを感じるアイテムです。
PILAR SHIRTSもそうですが、こういったアイテムをトラウザーズや軍パンなど、ルーツの異なるジャンルのアイテムにあわせて普段着として着用する事がとても格好良いと思います。
是非一度袖を通してみて下さい。
ARCH米村屋 町田