皆さんこんにちは、ARCH米村屋の阿部です。

本日の気温はマイナス2度、いよいよ本格的な冬の到来です。

MOJITO（モヒート）より秋冬の定番品番、新作のKETCHUM COAT(ケチャムコート)が入荷して参りました。

MOJITO(モヒート)のKETCHUM COAT(ケチャムコート)。
ラグランスリーブとゆとりのあるアームホール、身幅の組み合わせはカジュアルな着こなしは勿論、スーツスタイルのコートとしてもお使い頂ける一枚。

今回のデザインの最大の特徴としてダッフルコートに使われていいる”トグル”をあしらった仕様。やや上段に3つ配置されているトグルはアクセントでもあり程良い品ももたせてくれます。

着丈はやや長めのクラシックな印象で防寒性も抜群、北海道の冬にも頼り甲斐もあるコートです。ウール96%×コットン4%の上質なメルトン生地で、メリノウールの中でも特にクリンプ（捲縮）の強い羊毛を用いています。強く縮絨加工を施しながらも、ソフトな風合いを持つ点が特長です。しなやかさがあり、肌あたりも良く、ついつい手が伸びてしまいそうな逸品。

また、ヘミングウェイ生前最後の後ろ姿に収めた写真にインスパイアされた、アンブレラヨークと深く取られたインパーテッドプリーツが特徴的なデザインもポイントで機能的かつエレガントなディテールです。また内側にはフロントを開けて着用する際、めくれない様に開きを抑えるバックルの付属、細部に至るまで機能美です。

ダッフルコートの起源は、元々北欧の漁師が海での作業用防寒着として着用していたもので、第二次世界大戦中にイギリス海軍が採用したことで一般に広まりました。
手袋をしたまま留めやすい「トグルボタン」と大きなフードが特徴で、防寒性と機能性が高いのが人気の理由の一つとも言われています。

今回リリースされたコートは所謂ダッフルコートとは、また一線を画す仕上がり、機能やベースのデザインは残しつつ、MOJITO流にモディファイドされています。ダッフルコートのセオリーの一つでもあるフードは付けず、カジュアル過ぎない上品な佇まい。程よく長さを出した着丈に、ラグランスリーブのアームホール。深いネイビーカラー。

気品さすら感じられる、他には無いデザインとオーラのある一枚です。
是非とも店頭にてご覧下さいませ。

ARCH米村屋　阿部