戦場から街へ。JUNGLE FATIGUEがファッションになるまで。

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ARCH米村屋 5th Anniversary Items 第一弾

MSG&SONS
【 Jungle fatigue Jacket BLACK -ARCH米村屋 Exclusive
-】
Limited to 6 items
8/15(土)発売

2026年8月15日、ARCH米村屋5周年を記念して、MSG&SONSより「JUNGLE FATIGUE JACKET BLACK」ARCH米村屋exclusiveを発売します。

今回、このジャケットを発売するにあたって改めて考えたのは、戦場のためにつくられたミリタリーウェアが、なぜ今、我々にとってファッションとして魅力的に映るのかということでした。

JUNGLE FATIGUE、いわゆるジャングルファティーグは、ベトナムのような高温多湿な環境での戦闘を想定し、アメリカ軍が採用した熱帯用戦闘服です。軽量な生地、胸と腰に配置された4つのポケット、動きやすさを考えたディテールなど、すべてが兵士のための「道具」として設計されています。

しかし1960年代後半、この服を取り巻く意味が少しずつ変わっていきます。

ベトナム戦争が行われている中、アメリカ国内では学生を中心とした反戦運動が広がり、ヒッピーやロック、フォークなどのカウンターカルチャーが生まれました。

彼らは、既存の社会や価値観をそのまま受け入れるのではなく、自分たちの価値観で音楽や暮らし、そして服を選びました。
当時、軍放出品は一般市場にも流通しており、丈夫で機能的な軍用品は若者たちの身近な服でもありました。

そして興味深いのは、戦争に反対する若者たちが軍服を着るという、矛盾のように思える現象が起きたことです。
ワッペンを付け、ペイントを施し、加工する。

軍隊が決めた「制服」を、自分自身の意思で「ファッションアイテム」へと変えていく。そこには、既存の価値観から距離を置き、自分の手で新しい価値をつくろうとした当時のカウンターカルチャーの精神がありました。

その時代を象徴する人物のひとりがJohn Lennonです。

LennonはYoko Onoとともに平和運動や反戦活動を行い、音楽を通して平和を訴えました。そんな彼がオリーブグリーンのアメリカ軍用ウェアを着ていた姿は、まさにこの時代の象徴ともいえます。

戦争のためにつくられた服を着て、平和を訴える。

軍服が本来持っていた意味を、自分自身の意思によって別の意味へと変えていく。ミリタリーウェアがファッションになっていく背景には、そんな時代の空気があったのだと思います。

そして今回、ARCH米村屋exclusiveモデルとして、JUNGLE FATIGUEをBLACKに染め、ARCH米村屋5周年アイテムの一つとして発売。

古着のリメイクとは少し異なり、オリーブドラブカラーの製品をOverdyed(後染め)するのではなく、オリーブドラブカラーの生地をブラックに反応染をし、縫製する。という工程で今回のアイテムは完成されています。

オリーブグリーンやオリーブドラブは、アメリカ軍のためにつくられた色です。その色を黒に染めることで、4つのポケットやリップストップの生地、立体的なシルエットといった軍服としての機能は残しながら、その見え方を少し変える。

軍服の機能を残しながら、軍服としての意味を少し変える。

それが今回、BLACKという色を選んだ理由の一つであり、
軍服を、ファッションやスタイルとして自分のモノにするという文化は我々MSG&SONSやRecndition Servic Clothing(RSC)が大切にする一つの思想でもあります。

染めた瞬間に完成するのではなく、そこから着る人の時間が始まる。
着込む、洗う、擦れる、日に焼ける。
黒は少しずつ表情を変え、やがてその人だけの一着になっていく。

戦場で兵士が着込み、古着として受け継がれ、カウンターカルチャーの中で意味を変え、ファッションとして残ってきたJUNGLE FATIGUE。

そして今、その続きを私たちが着ていく。

軍服からファッションアイテムへ。
その歴史を受け継ぎながら、これから先の時間を刻んでいく一着になればと思います。

今回は染めを施す生地の都合により、6着限定の企画。
数に限りがございますが、是非店頭にてご覧頂ければと思います。

MSG&SONS
【 Jungle fatigue Jacket BLACK -ARCH米村屋 Exclusive
-】
Limited to 6 items
8/15(土)発売

ARCH米村屋