冬支度
皆様こんにちは、ARCH米村屋の阿部です。
米村屋の冬ニットの定番アイテム、Guernsey WoollensよりBoat Neck Sweaterのご紹介です。
イギリスとフランスの間、英国海峡に浮かぶチャンネル諸島の一つ、Bailiwick of Guernsey(ガンジー島)。
極寒の過酷な環境にある、この島に住む漁師たちの防寒着として誕生したとされる「ガンジーセーター」は、現在も当時からの伝統を守り続け、昔ながらの製法で作り続けられています。
「ガンジーセーター」とは、このチャンネル諸島の中の「ガーンジー島」で非常に古くから伝統的に編まれてきたもので、皆さんもよくご存知の、アイルランド・アラン島の「アランセーター」や、スコットランド・フェア島の「フェアアイルセーター」などに代表される全ての「フッシャーマンズセーター」の元祖に当たります。
ガーンジー(セーター)は元々、極寒の海上で働くフィッシャーマン(漁師)の作業着です。
漁師ほど天候に左右される職業はなく、彼らが海上生活の過酷さや厳しい寒さから身を守る為に、「暖かく嵩張らない衣類」を必要とした事が誕生のきっかけです。
油分を多く残したウール糸に強い撚りをかけ、丹念に編み込んだ目の詰まったニットは保温性、撥水性に非常に優れ、極寒の北海道の冬にもぴったりの1枚です。
このセーターを引っ張り出して着ると、寒いこの季節が来たなぁと感じるアイテムの一つです。笑
毎年、ガンジーセーターの着こなしもスタイルも様々、今年はガンジーセーターミリタリーパンツや5ポケットジーンズ、これからの時期、上からダウンジャケット、ダッフルコートなんかを羽織ってもカッコいいと思います。
所謂”外し”のスタイル等もカッコいいと思いますが最近は”奇をてらった”格好よりも潔いコーディネートに魅力を感じます。
夜の海上でも着脱がしやすい前後対称のデザインに、防寒性を高めるハイネック、そして、動き易いように少し肩が落ちた独特な袖付け。単なるファッションではなく、”ルーツ”がある洋服は、やはりとても魅力的。こう言った意味合いを知った上で着ると、また一味違った楽しみ方ができると思います。
男心くすぐられる”Guernsey Woollens”、是非とも皆様見にいらして頂ければと思います。
Guernsey Woollens / Boat Neck Sweater
COLOR / NAVY.GREY.CLEAM
SIZE / 36.38.40.42.44
PRICE / ¥25,300-
通信販売も承っております。こちらARCH ONLINE SHOPのリンクよりご購入頂けます。
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