本日は”MOJITO”（モヒート）デザイナー山下氏にフォーカスし、BLOGを書かせて頂きたいと思います。

1968年熊本県生まれ。服飾専門学校を卒業後、スタイリストアシスタントを経ていまもなお伝説として語り継がれる「PROPELLER」でプレスバイヤーとして活躍をする。その後、米国の西海岸を代表するショップの日本初の展開時には、ジェネラルマネージャーとして勤務。

2005年に独立し英国の老舗ブランドやストリートからアウトドアブランドなどの契約業務を手掛けてきた。2010年に自身のブランド”MOJITO”をスタート。ブランド名は、ヘミングウェイが愛したとされている（モヒート）に由来。毎シーズンのコレクションでは、ヘミングウェイの作品を読み説き自身の服に対する哲学を通し、ヘミングウェイの人物像や時代背景、生活シーンなどをそれぞれのアイテムのディテールで表現。

MOJITOとは、この稀代の文豪へのオマージュであり、男たちのための「道具としての服」の名でもある。

Archで”MOJITO”を取り扱いさせて頂いたのは13年前の2010A/W。自分自身はまだ入社する前の話しですが、当時”PROPELLER”の人がブランドを立ち上げるとすごい話題になっていたと聞いています。

初めてお会いし、初見、強面な印象でしたが会話を交わすと非常に物腰の柔らかい優しい方。笑　

山下氏はブランド、ファッションの知識はもちろんですがヴィンテージの知識、アパレルのほかにも文房具などの小物の拘りもすごく、お会いする度に使われている小物等を密かにチェックしています。様々なアイテムに拘りがあり、その感性が洋服にも反映されていると思っています。

同ブランドとはシーズンを重ね、ABSHINTH SHIRTS、GULF STREAM PANTS等、歴代色々と別注アイテムの製作もして頂いてきました。どれも”MOJITO”でしか出せない世界観のアイテム達。

毎回時間をかけて擦り合わせをしてデザイナーと僕たちが納得のいく渾身の一着を製作しています。

そんな中…近日中にスペシャルなイベントを企画しております。新作も随時入荷してりますので、そちらも併せて是非お楽しみにして頂ければと思います。

Arch米村屋　阿部