astorflex（アストールフレックス）
1816年にイタリア・マントヴァにて創業した歴史あるメーカーで、ステッチダウン製法を得意とし、デザインから生産まで一貫してイタリアで行っています。

「靴をファッションアイテムとしてではなく、あくまで快適に歩くための道具として見る」という哲学を持ち、デザインだけでなく履き心地へのこだわりも抜かりありません。

astorflexのラインナップの中で最もベーシックなモデルですが、Arch Sapporoでは、他のモデルをセレクトしていたので、今回が初の入荷となります。

2アイレットのチャッカブーツ、そしてクレープソールという組み合わせは、いわゆる「デザートブーツ」ですね。

デザートブーツの代名詞と言えば英国のC社ですが、今やその本家はコストカットのためにアジア生産へと移行しています。

環境への配慮を大切にしているメーカーでもあり、アッパーやインソールのレザーには、ヨーロッパにてベジタブルタンニン鞣しされた物を使用。

アウトソールには、ブラジル産のパラゴム樹液から作られた、着色剤や科学薬品を使用していない「ナチュラルクレープラバー」を採用しています。

グリップ性、耐水性も高く、ぬかるんだ道も気にせず、安心して歩く事が出来ます。

アッパーには、毛足が短くて目が詰まった上質なスウェード。

スウェードは、イギリスでは「雨の日に履く靴（素材）」と言われるほどで、防水スプレーをする事で、これからの急な悪天候でも非常に心強い存在となってくれます。

僕たちがいつもお世話になっている靴の修理屋さんにお話しを聞いたところ
クレープソールの靴はミッドソール（アッパーとアウトソールの間）に合皮を使用している物が多いそう。

そんな中、astorflexの靴はミッドソールにもしっかりと本革を使用しており、靴の構造を熟知されている職人さんから見ても、とても作りが良い靴だそうです。

ブルー、ブラックジーンズ、軍パン、グレートラウザーズ、コーデュロイパンツ、ホワイトパンツ、、、
デザートブーツは様々なボトムスに馴染んでくれるのが魅力。

スタイル的にも、カジュアルは勿論のこと、ジャケパンやスーツスタイルの「ハズシ」としても活躍しますよ。

絶大な信頼を寄せ、出張当日に履き下ろしたことも…
1日歩き回っても靴擦れはなし。
履き心地も軽くスニーカーよりも楽に感じているかもしれません。

感覚的にスウェードは表革の革靴よりも蒸れにくく、夏の雨の日のレインブーツとして、そしてクレープソールは冬の雪道でも滑りづらい。

まさに全天候、オールシーズン履くことができる万能選手です。

僕（荒）は2色所有しており、本当によく履いているなと…。

とても使い勝手の良い汎用性には、この靴を持っていなかったらどうしていたんだろうか…と思うくらい。
これほどまでに万能なレザーシューズは他に無いのでは？ と思わせるほどですし、とても履きやすい靴です。

持っておいて損はない、そう断言できる靴ですので、まずはベーシックなサンドベージュを一足、気に入っていただけたらブラックもぜひ！

Arch 荒