今回別注を企画するにあたった理由は、単純に僕らが所謂スウィングトップを着たかったからでした。

襟はドッグイヤーでスナップボタン。
生地にはコットンポプリン？、シャカシャカのナイロン生地はどうだろう？
裾のリブはあってもいいけど、あえてリブ無しというのも悪くない。

理想のデザイン、生地、ディテールなどを考えている中、急にある2着を思い出しました。

一つは、宅見が愛用していたMARCEL LASSANCEのスウィングトップ。

そのスウィングトップは、宅見が前淵氏に譲ってもらったモノ。

NYLON 100%で、とてもミニマルなデザインのスウィングトップは、良い意味で他にはないチープさが魅力的でした。

とは言っても、もう手に入れることはできないアイテム。

そしてもう一着は数年前にrdv o globeでリリースされたSteve Jumperというスウィングトップ。

オーソドックスなボックスタイプのブルゾンは、肘部分のダーツ、袖口に隠れるリブ、ダブルジップなど、要所にこだわりのディテールを盛り込まれたrdv o globeらしい一着。

これだ！と思い、今回は復刻別注したいと考え、昨年の7月某日に23SSの展示会へ訪れた際に前淵氏に相談してみました。

前淵氏：「もうパターンが無いからできないよ。」

今回の別注企画は一瞬で終了しました。笑

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しかし、このままだと僕（松本）も手ぶらで札幌へは帰れない為、今回の経緯をお話ししたところ懐の深い前淵氏は了承してくださり、そして一からパターンを引いていただけることに。

完成した別注Steve Jumperを見た瞬間驚いたのが、デザインも変更されているところ。

よく見るとMARSEL LASSANCEを彷彿とさせる一着に。

正に僕らが理想していた2着を合わせたような今回の別注アイテムは、結果デザインもパターンも初めてArchのみの為に作っていただいた一着になりました。

商品詳細は次回のBlogでご紹介させていただきます。

Arch 松本

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