rdv o globe / Heavy Canvas Cotton
前回のブログに引き続き、本日も”SIMON MA”と同素材・”HEAVY CANVAS COTTON”を用いた、アイテムをご紹介します。
rdv o globeが得意とするヨーロッパとアメリカのミックスした匂い。
古き良きヨーロッパの洋服をデザインベースに、素材にはアメリカらしいキャンバス生地を採用する。
両者の背景を深く知るデザイナー前淵氏だからこそ可能にする、新しい融合感。
クラシックでいてモダンな発想が今回のコレクションでも反映されています。
【SIMON VE】
COLOR BLACK
SIZE 2 / 3 / 4
PRICE ¥50,000+TAX
英国の古いジャケットを彷彿とさせるアシンメトリーのデザイン。
19世紀の貴族階級で流通していた独特のデザインにフォーカスして生まれたのが”SIMON VE”です。
カチッと見えがちなこの手のジャケットも、rdv o globe特有の丸みのあるパターンになる事で、全体的に柔かな印象になっています。
横から見た時のシルエットが特に綺麗です。
少し長めの着丈も、身体に上手くフィットする事で、野暮ったさを軽減していると思います。
スタンドカラーなので、ハイネックのニット類と合わせても良いですし、巻物なんかを合わせると相性抜群です。
そして、この肉感のあるファブリックは、育て甲斐があります。
ブラックキャンバスが色褪せて来た時、さらにこのジャケットが手放せないモノになっているでしょう。
【SIMON PA】
COLOR OLIVE
SIZE 2 / 3 / 4
PRICE ¥33,000+TAX
最後は、サイドに長いタックが入った、他には類を見ない存在感のある”SIMON PA”
ミリタリーパンツの様な無骨さと、モダンなデザインという両者の良さが凝縮された一本です。
カーゴポケットではなく、大きめのポケットが隠れる様にして付属されています。
ベーカーパンツのポケットの配置を変えた様なデザイン…非常に面白い仕上がりになっています。
腰回りのゆったりとしたシルエットに対して、裾にかけて微妙にテーパードしたシルエット。
逆三角形のシルエットを描いているので、ジャケットやコート、トップスにゆったりとしたアイテムを持ってくるとバランスがとても良いです。
是非、試して欲しい一本です。
ARCH 宅見