ARCH×SOLNORD Hand Frame Knitted

Share
this article

SOLNORD(ソルノール)とARCHの共同で製作した、北海道ウールを使用したハンドフレームセーター。

昨日のブログでは、北海道と羊毛の歴史、SOLNORDについて、そしてなぜこのプロジェクトが生まれたのかをご紹介しました。

今日は、スタートから1年半かけて完成したプロダクトを詳しくご紹介したいと思います。

Handframe Knitted Crew Neck
100% Hokkaido Wool

Color Gray
Size 36, 38, 40, 42
Price ¥41,800(inc tax)

ARCHオーナー山内が所有しているセーターの中で一番気に入っている型をベースに、さらに着やすいようにパターンを改良。

極々ベーシック且つシンプルなセーターですが、実際に着てみると、ほどよいネックの開き具合やフィット感が絶妙です。

英国製ハンドフレームセーターに一歩も引けを取らない、素晴らしい完成度のセーターに仕上がりました。

Color Natural

カラーはグレーとナチュラルの2色展開で、どちらも羊毛そのままの色と風合いを活かした「無染色」となります。

ちなみに、生の状態(薬品を一切使用していない)のウールを使用しているため、毛に付着している藁は手作業で取り除いています。

着心地に影響するため、欠かすことのできない作業ですが、1着に対して2〜3時間を要するため、現代ではほどんど行われない方法です。

Handframe Knitted Turtle Neck
100% Hokkaido Wool

Color Gray
Size 36, 38, 40, 42
Price ¥41,800(inc tax)

Color Natural

型はクルーネックとタートルネックの2型、どちらもグレーとナチュラルの2色展開となります。

8ゲージ2プライの薄過ぎず厚過ぎずな絶妙なウェイトは、1枚で着ても良し、ジャケットのインナーとしても活躍します。

生産効率がとても悪いため、現代ではほとんど見ることがなくなったハンドフレームによるセーター。

実のところ、今回のセーターも一日一枚しか編むことができません。

ではなぜ、ハンドフレーム機を扱うおばちゃんは、そんなに効率の悪い仕事を引き受けてくれたのか。

なぜなら、おばちゃん自身セーターが大好きだそうで、この時代にこんな効率の悪いセーターを作るARCHとSOLNORDのプロジェクトに共感してくれたからなのです。

SOLNORDとARCHの北海道ウールへの想い、そしてそれを形にしてくれた職人の想いが詰まった、素晴らしいハンドフレームセーターが完成しました。

ぜひ、店頭でご覧になってみて下さい。

ARCH 川上