ARCH / R.A.F SHIRTS AERTEX
いつもARCH南青山のブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
明日2/22(thu)より待望の再発売になる、”あのシャツ”について紹介いたします。
ARCH / R.A.F SHIRTS AERTEX
COLOR / WHITE
SIZE / S , M , L
PRICE / ¥30,800- inc tax
ARCHの定番シャツには様々なものがあります。
シャンブレーシャツやボタンダウンシャツのような、クラシックなルーツを持つもの。
はたまた、FRANK LEDERのベッドシーツシャツや、CASEY CASEYのペーパーシャツのようなシンプルながらも洗練されたデザインのものなど。
再びリリースされるR.A.F SHIRTSはミリタリー由来でありながら、エポレットが付いた無骨なそれとは違う唯一無二のシャツ。
今やARCHとして欠かせないシャツになりました。
R.A.FとはRoyal Air Forceの略で、かつてイギリス空軍に支給されていた、式典用のオフィサーシャツがベースになっています。
ヴィンテージに存在するものは、刷毛目と呼ばれる平織りの生地で清涼感のあるブルーカラーが特徴的です。
今回発売するR.A.F SHIRTSは、”AERTEX(エアテックス)”と呼ばれる生地を使用しています。
この生地は、1940年代頃のイギリス陸軍が熱帯地域用の制服に使用していたもので、「R.A.F SHIRTSに陸軍由来のAERTEX素材が存在したのではないか?」という弊社オーナー山内の服好きならではの妄想の末、生まれたアイテムです。
このAERTEXという生地、生地目が粗くて通気性が良く、コットン100%ながらも真夏でも着用できます。
着用と洗いを繰り返すことによる経年変化もカッコ良く、少しくらいの汚れも味になってしまうほど雰囲気が出てくるのもAERTEX素材の良さです。
スタンドカラーでざっくりと羽織れるシャツは、襟付きのシャツとは違った良さや、着こなしができます。
ヴィンテージのオリジナルは、デタッチャブルカラーと言って、後付けの襟を取り付けて使用されていました。
これは汚れやすい部分だけを洗濯できるようにという、現代のように洗濯技術が発展していなかった時代ならではの機能的なディテールでした。
ARCHのR.A.F SHIRTSにも、それ用のボタンホールがついていますが、付け襟なしでお楽しみ下さい。
襟無しという特徴を活かして、シャツ同士のレイヤードや、様々なベストとの相性も良いと感じています。
真夏には潔く、このシャツ1枚での着用をオススメします。
袖をまくった際の野暮ったい雰囲気、アクセサリーなどの小物とも抜群の相性です。
また、当時はタックインが前提だったので着丈は長めに作られていました。
そのパターンを踏襲して、ARCHの物も着丈はやや長めですが、着用の際にカッコ良くなるように着丈やシルエットなどをモディファイしております。
ある程度裾幅のあるジーンズや、ミリタリーパンツとの組み合わせはもちろん、ショーツとのコーディネートも有りなバランスです。
タックアウトでシャツを着るのが苦手という方にも、試して頂きたい1着になっています。
極めてシンプルなシャツですが、まだ書きたいことが残っているほど、こだわりの詰まったシャツです。
それらは、ぜひ店頭でお話しさせて頂ければと思っています。
毎年発売するたびに完売してしますアイテムですので、前から狙っていた方や、新たに気になって下さっている方はお早めにご覧下さいませ。
僕は色違いで2着持っていますので、是非お揃いになりましょう(笑)
ARCH南青山
小見野