コートの季節 / “LAPELLED WOOL COAT” Vol.1

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ARCHでは秋冬のアウターとして、毎年何かしらのコートを提案しています。
バルカラー、トレンチ、ダッフル、ミリタリーのピーコートやフィッシュテールなど。
どれもメンズウェアの中で、特に基本的なアイテムたちです。

2024年の秋冬は、これまであまり触れてこなかった、”あるコート”を皆様に提案したいと思います。
それは、「英国的なビスポークコート」。
もっと分かりやすく言えばチェスターコートの類です。

上の写真は弊社オーナー山内が所有している、ヴィンテージの英国製ビスポークコート。
僕の知る山内は、ビスポークで誂えたものに固執している様子は特に無く、むしろこういった物も所有しているんだな〜、くらいの印象でした。

しかしこのコートをよく見てみると、一般的にイメージのあるチェスターコートとは少し違います。
それは袖付けの部分。
多くの個体がセットインスリーブでいかにもジャケットの上から羽織るように仕上がった、構築的な雰囲気漂うイギリスらしい仕様なのですが、山内の所有している個体はいわゆるラグランスリーブ。
セットインスリーブと比べて胸周りや袖周りにゆとりがあり、良い意味で肩の力を抜いて羽織れる雰囲気です。

ここまでの話で察しの良い方は、何が言いたいか分かってしまったかと思います。
ドレスウェアとしてのニュアンスが強いチェスターコートを、ミリタリーやワークを得意としているARCHのスタイルにも羽織れる1着へ昇華できないか?

美しいドレープを感じることのできる、チェスターコート。
商品の詳細や、コーディネートは明日のブログで紹介いたします。
是非乞うご期待下さい。

ARCH南青山
小見野