SANDERS / MILITARY DERBY SHOE…

Share
this article

イギリスの首都から約100kmの北側に位置する“ノーサンプトン”は、立地的条件から物流の拠点として機能し、様々な物資や情報が集まる都市でした。

そんな中、良質な水が手に入るのに加え、革のなめしに必要な原材料である素材が多量に集まることから革なめし業者が集まり、名だたるシューズブランドらが集積したことから、“靴の聖地”と呼ばれるようになりました。

そして今から約150年前…。

靴の聖地、ノーサンプトンにて“SANDERS(サンダース)”は産声を上げました

1837年に創業してから、5世代に渡る家族経営によって現在も老舗シューズブランドとしての地位を確立していますが、立ち上げ当初はわずか5人の職人でのスタートだったのだとか。

しかし、1910年代に起きた戦争時にイギリス軍への”軍用靴供給契約”を締結したことをきっかけに大きく発展し、現在に至ります。

軍への供給経験を持つSANDERSが、過去に供給していたミリタリーシューズのアーカイブを元に生まれたのが今回ご紹介する“MILITARY DERBY SHOE”

【MILITARY (軍)】 ×【DERBY(外羽根)】【SHOE(靴)】とその名の通りの、3本ステッチのストレートチップのこのシューズは、軍用専用の内部形状(ラスト)による履きやすさと、樹脂加工されたガラスレザーと呼ばれる革を採用したことによる強度の高さの両者を兼ね備えたシューズなのです。

さらにソールには濡れた路面や雪道でも高いグリップ力を発揮するラバーソールを採用。

グットイヤーウェルト製法によってソール交換が簡単にできる製法を用いているため、長年に渡ってすり減ってしまったソールを交換することが可能なため、長きに渡って愛用していただけます。

さらに北海道の厳しい冬、雪道や、梅雨時期の雨天時でも対応可能な“全天候型シューズ”です。

このシューズの顔とも言える3本ステッチは”ピューリタンステッチ”と呼ばれ、現在では希少となったピューリタンミシンという3本針ミシンを使用していることからそう呼ばれるように。

SANDERS以外のシューズブランドではあまり見られないディティールです。

シューレースはBLACK , OLIVEの2色付いているため、その日のスタイルや気分などで変えられるのもおもしろいポイントです。

現在もイギリス国防総省のオフィシャルサプライヤーを務めるSANDERSは、自社のみの出資製作ではなくイギリスからも出資があるため、現代でよく耳にする大幅な商品の値上げが無く、比較的安価かつ良質なレザーシューズのため、Arch STELLAR PLACEでは“革靴の入り口”として、様々な方にご紹介、ご愛用いただいている定番シューズです。

個人的な持論ですが、「自分の服装や雰囲気を変えたい」「イメチェンしたい」なんて人は、足元から変えていくのが手っ取り早いと思っています…。

実際に私自身がそうだったのですが、今から5~6年くらい前はスニーカーが好きで、NIKEやらadidasやら沢山持っていたので、必然的に服装もストリートチックになっていました。

そんな中Archで人生初のレザーシューズを購入した際に、「ジャケットなどの上物はなんとなくスニーカーとかにも合わせられるけど、革靴とストリートスタイルは合わないな」と思ったのが、私がArch、洋服にさらにハマったキッカケでした…。

是非、Arch STELLAR PLACEでお試しください。

お待ちしております!

Arch STELLAR PLACE 佐藤