Sanders Military Derby Shoe
Sanders
Sanders(サンダース)は1873年にウィリアムとトーマスのサンダース兄弟によって、靴の聖地ノーサンプトン、ラシュデンに設立されました。
当初はわずか5人の職人だけでのスタートでしたが、グッドイヤー製法の発展と1910年代のイギリス軍への軍靴供給契約をきっかけに大きく発展。
5世代続くファミリーマネジメントを今日まで継続しつつ、今では世界中にクライアントをかかえる老舗シューメーカーとして知られています。
Military Derby Shoe
Color Black
Size 6h, 7, 7h, 8, 8h
Price ¥50,600(inc tax)
イギリス国防総省のオフィシャルサプライヤーである Sanders が所蔵するミリタリーシューズのアーカイブをもとにした、ストレートチップのダービー(外羽根)シューズ。
軍用ラストならではの歩きやすさと、高い実用性、汎用性が魅力のモデルとなっています。
アッパーに使用されているのは「樹脂加工」が施されたポリッシュドカーフレザーで、水分を通しづらく汚れも付きづらいので、取り扱いが非常に楽です。
樹脂加工が施されたレザー(ガラスレザーなど)はひび割れを起こしやすいイメージがありますが、Sanders が使用している物はとても品質が良く、そういった心配は全くありません。
日常的なメンテナンスはブラッシングと拭き取りで充分で、曇りや多少の擦れ傷は液体ワックスできれいになります。
この靴を象徴するデザインであるトウキャップと羽根に施された3本のステッチラインは Sanders 以外ではあまり見られない仕様。
現在では希少となったピューリタンミシンという3本針ミシンをしていることから、別名「ピューリタンステッチ」と呼ばれています。
1枚目 : ノーサンプトンのSanders社ファクトリー
2枚目 : ミリタリーダービーシューズのスペックシート
3枚目 : ミリタリーコレクションに使用されている木型
4枚目 : 吊り込みを待つミリタリーダービーシューズのアッパー
(sanders_jp Instagram より)
イギリス国防総省向けに供給されているレザーシューズのほとんどが Sanders によるもので(非常に大きな利権だそう)、工場全体の約50%がその製造ラインとして割当てられているそう。
その為、グットイヤーウェルト製法と天然素材を使用しながらも製造コストを抑える事ができ Made in England とは思えない、非常に高いコストパフォーマンスを実現しているのです。
アウトソールは、濡れた路面でも高いグリップ性を発揮するITSHIDE(イッツシェイド)社のコマンドソールを採用。
ポリッシュドカーフレザーとの組み合わせで、雨の日でも安心して履ける全天候型の1足となっています。
非常に耐久性が高いアウトソールですが、すり減ってしまった場合はもちろん交換も可能なので永く愛用して頂けます。
ちなみに、ブラックの他にオリーブの変え紐も付属しますので、気分やコーディネートによって交換するのも良いですね。
外羽根のカジュアルな雰囲気に、気の利いたキャップトウのデザイン、上質なレザーの組み合わせは、高い汎用性が魅力。
デニムや軍パン、チノなどのカジュアルパンツを用いたコーディネートから、グレーのスラックスを合わせたジャケパンスタイルまで、幅広くお使い頂けます。
コーディネートを選ばず、天候や季節も問わずにガシガシ履けるレザーシューズは、1足持っておいて損は無いと思いますよ。
ARCH 市電通り 川上
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