「グレースーツとブラックタイ」
ARCH市電通りでは、この春からパターンオーダースーツ、シャツのご提案と、先週末からは1940-60年代の英国トラディショナルスタイルをルーツとした”DRESS & ARCHIVES”という新しいレーベルをスタートさせました。
コロナ禍でスーツやジャケットを着る機会が少なくなったこの時代に敢えて”ドレス(ジャケット)スタイル”の提案をスタートするという天邪鬼さは、ある意味で僕達らしいと思っています。笑
ポストコロナのこれからの時代は、ラフなカジュアルスタイルに比べると「嗜好品」という側面がより強くなっていくのかもしれませんが、たとえ時代が変わっても「紳士服」を語る上で絶対に欠かせないスタイルであり、無くしてはいけないのが”ドレススタイル”です。
だからこそ「洋服好き」な方々には、必ず響くはずと、そう勝手に思っています。
そんな”DRESS & ARCHIVESS”が最初に提案しているのは、グレーのジャケット&トラウザーズ、ホワイトのドレスシャツの3アイテム。
ネイビーのブレザーやホワイトオックスフォードのボタンダウンシャツと同様に、男なら必ずワードローブに入れておきたい「きほんのき」と言えるアイテムを揃えました。
Jacket DRESS & ARCHIVES
Shirt DRESS & ARCHIVES
Necktie Drake’s
Trousers DRESS & ARCHIVES
そして、これらのアイテムを使った絶対的なコーディネート提案が「グレーのスーツにホワイトのドレスシャツ、ブラックのネクタイ、ブラックのドレスシューズ」という、無彩色でまとめたストイックな組み合わせ。
決して派手さはありませんが、最もクラシック且つモダンで普遍的であり、これ以上ないと言っても過言では無い、究極のスタイルだと思います。
ちなみにブラックのネクタイは、1920年代製の木製織り機でゆっくりと織り上げられた「グレナディン」というシルクの平織り生地を使用した “Drake’s” のネクタイがおススメです。
ざっくりと柔らかな風合いとほどよいボリューム感、上品な光沢が特徴的で、”DRESS & ARCHIVES”のスーツに使用されている”FOX AIR”の素材感とのマッチングが絶妙なんです。
もちろん、このコーディネート以外にも様々な組み合わせを楽しめるのが無彩色であるチャコールグレーの魅力なのですが、まずはぜひこのコーディネートから取り入れてみてください。
僕自身、リラックス感のあるカジュアルスタイルも好きですが、スーツやジャケットを着てネクタイを締めたときの背筋が伸びるような感覚はやはり別物で、とても気分が高揚します。
日常的にお仕事でスーツやジャケットを着ている方は慣れているかと思いますが、普段はカジュアル一辺倒という方にこそ、ぜひ挑戦して頂きたいスタイルなのです。
新しい扉が開けるかもしれませんよ〜。笑
あ、ちなみにトラウザーズ単品、ドレスシャツ単品でもご購入頂けますので、その点はご安心ください。笑
ARCH 市電通り 川上