Soundman Willton
こちらは、1938年のエスクァイア誌に掲載されていた”ローレンス・フェロウズ”によるファッションイラスト。
「グルカショーツ」と思われる幅広いウエストバンドのショーツにゆったりとした半袖シャツ、足元はエスパドリーユという、現代でも通用する夏のコーディネートです。
ARCHでは、北海道という土地柄もあって（近年は関係なく暑いですが）あまりショーツを取り扱っていませんが、、、
今日は、ARCH市電通りで唯一セレクトしているSoundmanのグルカショーツをご紹介したいと思います。
Willton
Color Beige
Size 36, 38, 40
Price ¥26,400(inc tax)
ヴィンテージ市場では希少となっている、1930-40年代イギリス軍のベルトループ付きオールドタイプ、いわゆる初期型のグルカショーツがデザインソースとなったモデル。
グルカと言うとこちらの初期型ではなく、左右に交差したベルトのデザインを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、後者は1950年代以降に見られるディテールです。
フロントに並ぶ細い2本のベルトと腰のプリーツ入りパッチポケットが特徴的で、シャツやカットソーをインした際に良いアクセントになってくれます。
素材はオーガニックコットンを使用した高密度のポプリンで、薄すぎず厚すぎず丁度良い生地感は、着用と洗濯を繰り返した後の経年変化も楽しみですね。
ボタンで取り外しができるバックルは、ヴィンテージのディテールをしっかり踏襲したもので、腰裏にはサスペンダーボタンも付属。
細部までの妥協のない作り込みは、ヴィンテージに造詣が深い Soundman デザイナー今井氏の手腕と日本の縫製技術によるものです。
シルエットは程よくモディファイされていて、ゆったりとしていながらも野暮ったさはないので、この手のアイテムにありがちなコスプレ感は全くありません。
デザインベースとなっているヴィンテージの残す部分と、現代的にモディファイする部分のバランス感が素晴らしいのが Soundman が作る洋服の大きな魅力です。
Shirt Oldman’s Tailor
Shoes Paraboot
冒頭のイラストのようにリラックス感あるシャツを合わせたスタイルですが、シャツと靴にブラックを選ぶと都会的な印象に。
Jacket Oldman’s tailor
Cut & Sewn MSG & SONS
Sandal Paraboot
Bag Billingham
リネン素材のテーラードジャケットにグルカサンダルを合わせてコロニアルな雰囲気を纏わせたスタイル。
エアテックス素材のブッシュジャケットやRAFシャツにも相性抜群ですよ。
ボーダーのバスクシャツにエスパドリーユなんて合わせも良さそうですね。
暑いのでショーツを穿きたいけれど、若い頃と違って年齢を重ねてショーツが苦手に、、、という方もいらっしゃると思います。
シャツやカットソーをインする事で映えるデザインや、クラシックなスタイルに馴染む雰囲気は、年を重ねた大人の方にこそ穿いて頂きたいです。
ぜひ、店頭でご覧になってみてください。
ARCH 市電通り 川上
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