KENNETH FIELD / 2B UNCON TICKET POCKET WOOLRICH USA
COLOR / NATURAL
SIZE / 38 , 40 , 42
PRICE / ¥99,000- (inc tax)
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今年の1月末、初めてお伺いしたKENNETH FIELD（ケネスフィールド）の展示会。
スタジオに入って一目、荷物を置く間もなくずらっと並ぶラインナップに圧倒されました。
初めての参加する展示会なだけにいろいろな考えや想いを持って臨んだものの、（準備不足だったところもありました、、）頭の中は真っ白になりノックアウト寸前。
シンとした寒さ、厳かな雰囲気を帯びた京都の地に、ヒリついた緊張感が走る展示会だったと、鮮明に覚えています。

さて圧倒的なコレクションラインナップの中で、KENNETH FIELDの24AWシーズンを形づくるラインナップ。
それこそが今はなき、WOOLRICHのアメリカ工場で織られたウールナイロンツイード生地。

WOOLRICHは、19世紀前半に誕生し、衣服を生産する人からその衣服を生活の中で着る人まで、一時期はウールリッチ村と呼ばれるコミュニティが作られるまでに大きくなりました。
今となってはウールリッチ社の生地を製作していた最後のアメリカの工場も閉鎖されてしまいました。

そこでKENNETH FIELDデザイナー草野氏が出会ったWOOLRICH社がアメリカの工場で製作したウール85%ナイロン15%で織り上げたヘリンボーンツイード。

この生地の混率こそがアメリカンツイード。
驚くほどに柔らか肌あたりもしっとりしなやかでいて軽量、
耐久性も兼ねそなえ、アウトドア・ハンティングに向いた生地。
またアメリカンツイードらしい大量生産にも向いている。

この生地からアメリカンファブリックらしい雰囲気を感じることができるのではないでしょうか。

ボディはKENNETH FIELDブランドからリリースしているゆとりのある2B UNCONを採用。
ワイドラペル、ゴージラインが低く、Vゾーンは深め、ウエストラインは直線的でボックスシルエット。
裄綿や肩パッドを排し、背の裏地を極力なくしたアンコンストラクテッド仕様
襟の部分は倒したり寝かしたり、ストラップも付属しますので、さまざまなスタイリングが可能です。

この生地のポテンシャルを存分に活かした軽い着心地が特徴のジャケットです。

STYLE SAMPLE ＃1
スタッフ小村

JACKET : KENNETH FIELD / 2B UNCON TICKET POCKET WOOLRICH USA
SHIRTS : MOJITO / ABSHINTH SHIRT Bar.3.0 chambrey
PANTS : BONCOURA / XX
SHOES : Alden / MICHIGAN BOOTS

STYLE SAMPLE ＃2
スタッフ小村

JACKET : KENNETH FIELD / 2B UNCON TICKET POCKET WOOLRICH USA
SHIRTS : KENNETH FIELD / USAF OFFICER SELVAGE OXFORD SHIRTS
TIE : KENNETH FIELD / 4FACE TIE

STYLE SAMPLE ＃3
スタッフ小村

JACKET : KENNETH FIELD / 2B UNCON TICKET POCKET WOOLRICH USA
SHIRTS : Arch / MARINE NATIONAL SHIRTS
PANTS : MOJITO / GULF STREAM PANTS BRISBANE MOSS CORDUROY
SHOERS : Der SAMMLER SOLO × Arch / US ARMY GYM SHOES
CAP : MSG&SONS / WATCH CAP
NECKLACE : Calvin Lovato × NORTH WORKS / HAND SHAPE BEADS NECKLACE

このスポーツコートを見たとき、浮かんだお客様のイメージ。
僕も何着かスポーツコートを所有している身として、このナチュラルのヘリンボーンツイードは、今までしてきたツイードジャケットとは違うものを感じました。

ウールナイロン特有の軽さや柔らかさ、2B UNCONによるソフトな着心地。
そう、これはツイードジャケットの形をしたカーディガンであると。

もちろんタイドアップのトラディショナルなスタイリングもおすすめですが、
よりスポーティによりカジュアルに、そしてより自由にスタイリングできる一着。

崩して崩して崩して。
まずはKENNETH FIELDでも提案しているシャンブレーシャツから、
たまの時は手持ちのタイをあわせて新鮮な見え方を。

次はカットソーやヘンリーネックを合わせたり、もしかして段階を踏んでいたら寒くなってきてウールのニットになってカットソーとスタイリングするのは、来年の楽しみかな、なんて思ったり。
そういえば以前購入したアクセサリーやピンバッチをフラワーホールにつけて見るのもオリジナリティがあるなぁ、なんて。

僕もつらつらかき連ねながら、いろんなスタイリングのイメージが増してきました。笑
スタイリングは十人十色。
オーセンティックなアメリカンブランドの生地を使用したスポーツコートで、より自由なスタイリングをお楽しみください。

Arch 東京店 小村