FRANK LEDER 22AW vol.4 DEER LEATHER & VINTAGE LODEN & BURNED MOLESKIN
“DEER LEATHER”
“THICK VINTAGE LODEN WOOL”
“BURNED MOLESKIN“
本日ご紹介する3アイテム、それぞれの素材。
本格的な秋冬シーズンに突入し、いよいよレザーやウール、モールスキン素材の洋服を纏える季節になりました。
これからが重衣料の本領が発揮されるシーズンです。
SPECIAL TREATED DEER LEATHER 2B JACKET
DEER LEATHER(鹿革)を使用した “2B JACKET”。
ディアレザーは、バイエルンのアルプスにある非常に小さなメーカーのもの。(アルプスではこの商売をしている最後の伝統的タンナー)
アルプスの山奥で1000年以上前から伝わる、自然なめし方法で作られる鹿革は、厚みはあるも、非常に柔らかい質感です。
地元のハンターから入手する鹿は、銃痕があるので通常の革より扱うのがより難しくなるのですが、1枚1枚職人が革を選定しております。
1000年続く革のなめし方法として、酸化腐食処理をする為に使用されているのがCODLIVER(タラの肝臓油)です。
ベジタブルタンニンなど、古くからある革のなめし方法は多数存在しますが、一切化学薬品を使用しない当時からの製法で、彼らは現在もこの製法で革をなめしているのです。
このプロセスに要する月日は約10ヶ月。
先程も記述したように、この伝統的な革のなめしを行う職人は彼らしかいない為、今後いつ生産不可になってもおかしくありません。
現在の生産もごく僅かな為、入荷は少量になります。
SIZE / M
COLOR / BROWN
PRICE / ¥363,000- inc tax
DEER LEATHERを落とし込む型は、FRANK LEDERの定番 “2B JACKET”
体のラインに沿ったエレガントなシルエットと、ナローなラペル、フラップポケット。
ドレスとワークを掛け合わせた様な、この”2B JACKET”は、ARCHが理想とするジャケットとしてこれまで多くの素材で提案してきました。
ワークシャツや、ミリタリーシャツと言った無骨なアイテムに、このDEER LEATHERを羽織る。
希少な素材、エレガントなシルエット。 少し構えてしまいそうなジャケットですが、
ベーシックなアイテムと合わせて、肩肘張らずに着て頂きたい1着です。
シーズンによって、革の仕上がり具合が異なるのですが今期は非常に美しい仕上がりです。
新品とヴィンテージ、この2軸で商品ラインナップを構成するARCH。
FRANK LEDERが提案するこのDEER LEATHERは、古着屋で1点物のヴィンテージと出会う感覚で選んで頂きたい1着です。
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THICK VINTAGE LODEN COAT
THICK VINTAGE LODENとは、フランクリーダー自身が見つけ出したデットストックのローデンウール。
前回のブログでご紹介した定番の”Bavarian Loden”は非常に滑らかでシャツ向きのライトウェイトなローデンですが、
こちらは、非常に肉厚でハリのあるヘビーウェイトなローデンウールです。
英国の某コートブランドや、軍物で使用されていたクラシックなローデンウールを彷彿とさせます。
また、このブラウンベースのメランジ調も非常にFRANK LEDERらしい無骨な雰囲気です。
SIZE / S , M
COLOR / DK BROWN
PRICE / ¥184,800- inc tax
袖付けはラグランの1枚袖。
クラシックでありながらも、程良いリラックス感を兼ね備えております。
軍服由来の深いインバーテッドプリーツは、ローデンウールのドレープ感と相性抜群。
マチのついたポケットは、ハンティングジャケット見られる機能的な特徴です。
ミリタリーコートや、ハンティングコートの特徴をミックスさせたFRANK LEDERオリジナルパターン。
是非コーデュロイやツイードといった、無骨な素材と合わせて頂きたい1着です。
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BURNED MOLESKIN TROUSERS
今シーズンの中でもフランクリーダー自身が特にお気に入りとしている生地。
“BURNED MOLESKIN“
その名の通り“焼けたモールスキン”です。
ドイツの老舗ウール生地メーカーの機械は、ウール生地をスチームとアイロンで縮め、ローデン生地を作るのですが、
その機械でウール生地をプレスして熱を加えている工程に、生地との間に挟んで使うモールスキン生地を見つけました。
生地の端が熱により焦げると次の生地へと交換され、焦げていた物は処分される。
フランクはその生地に目を付け、その生地の売ってくれるよう、生地の持ち主を説得しました。
フランク曰く、硬さといい、扱い方といい、なんだかジャーマンレザーのようだと。
SIZE / M , L
COLOR / NATURAL
PRICE / ¥63,800- inc tax
腰回りから裾にかけてストンと落ちた、美しいストレートシルエット。
ヒップ周りがコンパクトで、非常にエレガントなトラウザーです。
イメージとしては、英国軍のセレモニートラウザー。ウエストには、ベルトループとブレイシーズボタンが備わってますのでスタイルやシーンに合わせて使い分ける事ができます。
BURNED(焼けている)部分は、ウエスマンと、両サイドの生地の継ぎ目、バックポケット先端に使用しています。
別の生地を作る工程でうまれる生地に着目し、その生地を独自のアプローチで、ファッションアイテムへと進化させる。
あくまでもアイテムや素材はクラシックな物として。
非常にFRANK LEDERらしい物作りです。
セレモニートラウザー解釈で履いて頂いても勿論良いですし、ピケや、ウエスターナの様な5ポケ感覚でアメリカっぽいスタイルに落とし込んで頂いても非常に格好良いですね。
モールスキンらしい、しっかりとウェイトのある生地ですので、洗い込んで行った時の経年変化にも期待ができます。
履き古された、ヴィンテージのモールスキントラウザーの様にして頂きたい1本です。
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“DEER LEATHER”
“THICK VINTAGE LODEN WOOL”
“BURNED MOLESKIN“
是非店頭にてご覧下さいませ。
ご来店お待ち致しております。
ARCH TOKYO 町田
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