KENNETH FIELD 25AW / LODGE PUFF

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KENNETH FIELD / LODGE PUFF high density nylon
COLOR / BLUE
SIZE / M , L , XL
PRICE / ¥110,000- (inc tax)
【ONLINE SHOPはこちら】

KENNETH FIELD / LODGE PUFF reproduction military fabric
COLOR / OLIVE
SIZE / M , L , XL
PRICE / ¥121,000-
【ONLINE SHOPはこちら】

デザイナー草野氏による毎週日曜朝8:30より放送しているジジイ放談でもご紹介されております。
【ジジイ放談にてダウンジャケットを紹介されている回はこちら】
※ダウンジャケットについてご紹介しているのは、32:10~より

弊社系列店舗Arch米村屋のブログもご覧くださいませ。
【KENNETH FIELD初のダウンジャケット/LODGE PUFF Vol.1】を読む
【KENNETH FIELD初のダウンジャケット/LODGE PUFF Vol.2】を読む

前回のブログの続き、、

25AWの展示会場でみた数々のダウンジャケットの文献。
ヨーロッパやアメリカの数々の名峰を、命がけで踏破した登山家たちの記録が残っていました。

防寒着として身を守るために着用されていた色鮮やかなダウンジャケットは、
ハンティングウェアーと同じく視認性を上げるためのものなのか。
雲より高い真っ青な空の下、真っ白な雪に映える、真っ青なダウンジャケット。
普段あまり馴染みがないジャンルの本なだけに魅入ってしまいました。

れっきとしたアウトドアウェアーであるダウンジャケット。
山の上で働く人たちのワークウェアーでもあり、
スノースポーツを楽しむ人たちに向けてのスポーツウェアーでもあり、
極地に赴く軍人のためのミリタリーウェアーでもある。

さまざまな要素を持ったダウンジャケットが、25年秋冬にKENNETH FIELDより初めてリリース。
そのダウンジャケットがリリースされるきっかけは、弊社系列店舗Arch米村屋のブログをご覧くださいませ。

このダウンジャケットの最大の特徴は、ダブルチューブ製法が採用されていること。
ダウンとフェザーを充填したダウンパックを、表地と裏地で2重構造にし、
キルトステッチのコールドスポットを避けるように、互い違いに設計されています。

肝心のダウンパックの中身は、フランス産ホワイトダックによる90%ダウン10%フェザー、およそ700フィルパワーを実現。

こちらについては弊社YouTubeチャンネルにて詳しく公開されております。
ぜひこちらをご覧くださいませ。

モデルとなったのはフランス・MONCLER社のとあるダウンジャケット。
冬のコーディネートにパッと明るくさす鮮やかなブルーは高密度ナイロンタフタの生地、
ミリタリーウェアーを彷彿とさせるオリーヴは、80年代ごろのUS ARMY M65 FIELD JACKETのシェルを再現したコットンナイロン素材です。

前者はこのダウンジャケットを製作するきっかけになったKENNETH FIELDデザイナー草野氏が所有するMONCLER社Lionel Terrayモデルと似た生地、
後者はミリタリーとダウンジャケットをクロスオーバーを感じさせる生地です。

ブルーは表裏共生地、
オリーヴは裏生地に70年代後半ごろのUS ARMYライナージャケットのシェルを再現したナイロンリップストップ素材を採用。

表に配置されたドットスナップ付き大きなパッチ&フラップポケットはグローブを入れるのに適したポケット、
左身頃裏のベルクロ付きのポケットにはスマートフォンや小物を入れるのに適したポケット、
スポーツコートとの着用を考えて変更された袖口のドットスナップ、
脱着可能な4枚はぎで、すっぽりと頭をおおうフードパーツなど、
細やかなディテールに至るまで再現とアップデイトが加えられています。

また2列配置のドットボタンによるコーディネートの幅広さが魅力的。
インナーの厚みに合わせたり、体へのフィット感を調整したりするときにこの2列配置のドットスナップは機能します。
スナップの開閉による周りの生地の破れや抜けを軽減するために、グログランテープを配置。

裾に付属するドローコードを絞り上の方のドットスナップを留めることでAラインシルエットにて着ることもできます。
インナーのポケットにアクセスできたり、適温調節できたりとさまざまな面で有効な着こなしかたです。

以前からArch Tokyoにておすすめさせていただいている”白パン”は鮮やかなブルーをひきたてる良いカラーマッチ、秋冬らしいダークトーンのカラーリングにも映えるブルー。
オリーブはミリタリージャケットを着用するイメージで、インディゴカラーやカーキトラウザーとのコーディネートがArch的なおすすめです。

寒くなるのが待ち遠しくなるダウンジャケット。
寒空の下、このジャケットを着るのが楽しみです!!

Arch Tokyo 小村
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