MOJITO 24AW / ROOM No.206 JACKET
MOJITO / ROOM No.206 JACKET
COLOR / BLACK/BEIGE
SIZE / M , L
PRICE / ¥58,300- (inc tax)
お久しぶりな東京の冬。
最近ご来店いただいたお客様も、あたたかく冬を過ごせるような洋服選びをしてくださっております。
東京に異動してきた半年前、ちょうどMOJITO(モヒート) 24AWのオーダーを決めているころ、
今回ご紹介するジャケットはこれぐらいの時期にあったらいいな〜と想像を膨らませながらセレクトしたものなのです。
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原さんが展示会に行き、ぼくコムラに
「コム、MOJITOの次のラインナップみて〜。」と言われ一緒にオーダーを考えることに。
MOJITOとしてもArchとしても欠かすことのできないABSHINTH SHIRTや秋冬らしいヘヴィなコーデュロイのGULF STREAM PANTS、
そしてビビッと釘付けになったこのROOM No.206 JACKET。
オニオンキルトが施された生地は軍もののライナージャケットのようにも見えるし、
ノーカラーでボックスシルエットな面構えはまるでカーディガンのようにも見える。
洋服としていろいろなストーリーや想像がかき立てられる洋服は、スタイリングのいかんによって様々なこなし方が考えられる。
もう次には、「このジャケットをどうしてもセレクトさせてください!!」と原さんに伝えていたのでした。
MOJITOブランドとして素材を変えてリリースしてきたROOM No.206 JACKET。
今シーズンリリースされたのは撥水加工が施されたリップストップナイロンを使用したもの。
表地も裏地も同じ素材が使用され、薄手・軽量でかつしなやかな素材。
マットな表面ながらうっすらと光沢を帯びた生地はユーティリティなジャケットそのもの。
擦れやすい肘裏から袖口までは半分をバックサテンの生地に切り替え。
使用していったときのことを考え、きっとこのジャケットがワードローブに入ったら、あまりの着やすさに室内でも屋外でも手放せない存在になるはず。
ふと着ながら座って作業をしていると、この切り替えの有用性を実感できる。
ふと、このディテールはモノ書きのためなのか??
文豪ヘミングウェイも当時このジャケットに出会っていれば、きっと気に入ってダース買いしていたことでしょう。笑
中ものにはポリエステルを使用。
ほどよく保温効果があり、アウターにもミドルレイヤーにもなりうる。
ニット一枚じゃ肌寒いな、ジャケット一枚じゃ心こころもとないな、なんてシーンはありませんか??
札幌のように雪が降れば、おのずとヘヴィウールのアウターを出さなきゃ、という考えになりますが、
微妙に日中汗ばむ、ここ東京だと外出一つにとってもいろいろ考えなくては、快適なファッションを楽しむことができません。
そこでほどよく保温、重さを感じにくい中ものポリエステルのジャケットはとても使いやすい。
肌寒いときに無意識的に着用することのできるジャケットなのです。
そして何よりもこのジャケットのおすすめポイントであるスタイリングの幅広さ。
2列に配されたフロントボタンは、イギリス軍のライナージャケットを彷彿とさせるディテールですが、
開閉の具合によっていろいろなこなし方が可能です。
アウターコートのインナーにミドルレイヤーとして着用するときなどはキツくしめ、
ローゲージニットの上からレイヤードしたり、ROOM No.206 JACKETをアウターコートとして着るときにはゆるくしめる。
ミドルレイヤージャケットとしてもアウターコートとしても化ける、冬〜春に向けて心強い1着になることでしょう。
ツイードジャケットのラペルを立ててスタンドカラーのように。
その着こなしの上からROOM No.206 JACKETをレイヤードするのも大変おすすめです。
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洋服好きとして”あったら快適に過ごせるな”がかたち作られたROOM No.206 JACKET。
こなし方を考えさせられる懐が広いアイテムです。
ぜひ店頭にてお試しください。