25AW AUBERGE ✕ ARCH ビクーニャと共に旅をする Vol.1

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いよいよ来週末に迫った2025秋冬コレクション”AUBERGE ORDER FAIR”

今回も前回同様、多数の別注に関するお問い合わせ、誠に有難うございます。

ようやく公開ブログとなります。

Vol.1の今回は何の素材を選んだのか…

タイトルでバレていますが笑

それではどうぞ!!

2025年1月…

この日は25秋冬のメインファブリックをチェックしに、夜遅くAUBERGEアトリエ”WHITE代官山”へ。

半年に1度のこの日は、いつも想像を越えるAUBERGEオリジナルファブリック(生地)に出会えるので、個人的にとても楽しみにしている商談。

丁寧に新作の生地ロールを1本1本広げて説明してくださる小林氏。

今回の新作生地も驚きの連続…

そんな中…ある生地を完全にロックオン笑

YouTube”AUBERGEチャンネル”でも紹介動画があがっていた

“海軍メルトン”

近年ではなかなかお目にかからなくなった

“ビキューナ”

ビキューナは標高が富士山の倍(約6000m以上)の高地で生息するラクダ科の動物ビクーニャからとれる、獣毛の中で最も細く柔らかく艶がある事から”神の繊維”とも呼ばれている繊維。

絶滅危惧種にも指定されており、剪毛(毛を刈り取る事)もペルー政府の保護プログラムにより1個体2年に1度、更には1度の剪毛は5分までと限られているなど、国を介して大切に扱われている大変希少な繊維です。

詳しくはAUBERGE小林氏のYouTubeもチェックしてみてください。

そんなビキューナを使い、更にはカシミア・SUPER160 WOOLとこちらも極上と言われる素材を加え、混紡して生まれた今回の”極上海軍メルトン”

最初に手に取った際には「うわっ!」とついつい声が漏れてしまった程…

他の生地も良いものばかりでしたが、早々にこの生地に決定!!

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さあ、この極上海軍メルトンで何を企画し、世に出したいか…

メルトンといえば、ミリタリー由来のPコート、ダッフルなど思い浮かびますが…

数日間色々考え、色々な書物など漁っていたときにふと目に留まった1枚の写真。

今回のAUBERGE×ARCHはこの写真からストーリーが生まれる事に…

Vol.2に続く…

ARCH はら