26AW AUBERGE × ARCH 幻の”経年変化する〇〇〇”をもう一度。
2月の26AW展示会、
今回もSEA ISLAND COLLECTIONや今期の目玉、究極の日本製メルトン、シャネルツイード、チマヨ等、極上の素材が揃っていた。
26AWのArch別注を企画するにあたって、
Arch東京に相応しい、ヴィンテージや使い込まれた風合いの洋服に合う別注とはどんなものか。。
東京店のスタッフであれでもない、これでもないと、何度も話し合った。
(行きつけの浅草橋のもつ焼き屋で何時間も、、、笑)
シャンパンゴールドモヘアのチマヨ折りの生地を使ったブルゾンや
フレンチハンティングジャケット。
オイルドヌバックレザーのカーコート…?
今回のコレクションもやはり、どれも完成された生地、完成されたパターンであるが故、
様々な案が浮かんでは消え、浮かんでは消え、、、
ふと26SSで初めて登場した、【あるシープレザー】の話題に。
ブラックカラーとトープ(ナチュラル)カラーの2色展開。
弾力のある柔らかいマットな質感と、トープの絶妙な色味。

26SSの展示会当時,スタッフ皆で声を揃えて興奮していたのを思い出した。
本来シープレザーはきめが細かく、柔らかい繊細な素材のため、新品の状態が100点といわれる素材。
一方このシープレザーは、使い続けることで
着用により徐々に自然な光沢が生まれていく。
言わば、【経年変化するレザー】。
当時は生地の都合上、数量限定のコレクションであったため、
あっという間にオーダー枠は埋まり、即完してしまったモデルだ。
今回のインラインではこのレザーをメインで使用したコレクションは展開されておらず、
幻のコレクションとなっていたあのレザーをArch別注として復活させられないか。
あのレザーを使ったジャケットなら、Archで展開するヴィンテージにも、新品にも馴染むはず。
そんな話になった翌日のこと。
小林さん、25SSでAYDENというレザーブルゾンで使用していたあのシープレザーを今回の別注で使わせてもらえませんか、、?
あのレザーですか…
正直にいうと、あれは簡単に動かせる素材ではないんです。
原皮の確保もそうですし、あの質感に仕上げられるタンナーも限られているんですよ。
しかもシープはご存じの通り、柔らかすぎて縫製の難易度も高い。
少しでも工程を間違えると、すぐに表情が崩れてしまうんですよ。
やっぱりそうですよね…
ええ。ただ———

※画像内のモデルは25AWインライン”AYDEN”
だからこそ、あのシープレザーにはあのレザーでしか出せない空気がある。
AYDENで使った時も、正直かなり神経を使いました。
一度、確認してみます。今の段階で無理とは言いませんが、簡単ではないと思っていてください。

数日後。
お待たせしました。
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手配、できました。
タンナー側もタイトな状況でしたがなんとか枠を抑えられました…!
そうして26AW別注モデルに“経年変化するシープレザー“を使用することに!
今回の別注テーマである,別名“コットンポリス“(綿業都市)とも呼ばれた“マンチェスター“
労働者の街であり、フットボール、音楽、多くのカルチャーが混ざり合うこの都市。

この二つの共通点とは...?
次回のブログに続く
ARCH TOKYO 小林




















