本日のブログではfrank lederから到着した新商品をご紹介していきます。

“Woyzeck”(ヴォイツェック) 今回のfrank lederのコレクション名で、ドイツで最も有名な劇作家の一人であるゲオルク・ビュッヒナーの戯曲から着想を得られている今回のコレクション。

主人公の名前でもある「ヴォイツェック」は、抑圧や戦争に反対する劇で人間環境がどうなるのかが描かれています。

その中でフランクリーダー自身がヴォイツェックの雰囲気と舞台を捉え、今回のテーマに対するフランクリーダーの解釈を示すアイテムを今回のコレクションでは展開されています。

僕たちが今季frank lederの展示会に伺った際にただならぬ雰囲気を放つジャケットに目が行き、すぐにオーダーを付けたアイテムがこちらのアイテムでした。

<Vintage Czech Wool >

チェコのシュレジエン（シレジア)という地方にある、現在では閉鎖された織物工房の手織りウール生地を使用しているジャケット。この生地が醸し出す雰囲気に一瞬で惹かれてしまい掘り下げて生地の背景の話しを聞くとさらに魅力を感じました。

プラハの仕立て屋が保管していた生地をフランクリーダーが自身で見つけ、生地を譲ってもらい今回の製作に至った生地は本当に特別で希少なビンテージファブリック。今では仕立てることが出来ない生地。織機も当時使われていたものも今は無く、職人も今では出来ない技術で仕立てられていたという事もまた気持ちを燻られました。

生地に限りがある為、限定数での生産。特別な生地で製作したスペシャルな一着です。

ヴィンテージの生地ならではの見た目の雰囲気もありますが、着用した時の仕立ての良さには正直驚かされました。見た目では存在感のある印象でフランクリーダーのアイテムはジャーマンレザーと代表的な生地は肉厚でガッチリとしたアイテムが印象的ですが、こちらのジャケットはいい意味で裏切られました！というのも素材感が非常にソフトで着用した時、体にスッと馴染む感覚は今回のスペシャルな生地を使用しているからこそだと思います。

是非、実際に着用していただき今季のラインナップと共にご覧ください！　皆様のご来店お待ち致しております。

Arch米村屋　大手

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