皆さんこんにちは、ARCH米村屋の阿部です。

続々と秋物が立ち上がっておりますが、本日はMSG&SONSレーベルよりサーマルのご紹介になります。

“THERMAL SHIRT 88/12”

“88/12″ボディとは、コットン88% / レーヨン12%の混紡糸からなる生地であり、独特の杢感と、肉厚でありながらもレーヨン混による柔らかな質感が特徴です。僕自身、通称”ワンツーボディー”のアイテムを所有していますが、バランスのとれた質感、着心地でついつい着てしまう程好きなファブリックです。

今回、米綿を用いた “88/12” 糸をゼロからオリジナルで開発。トライ&エラーを繰り返しながら約3年の歳月を経て、ようやく理想とする糸が完成し製作に至りました。シンプルなモノだからこそ、より素材にこだわり抜いた一枚です。

サーマルの組織やシルエット、リブの仕様はアメリカ製のヴィンテージをベースにアップデートを施し、アンダーウェアとしてはもちろん、1枚でも着用できるサーマルシャツとなっています。古着でもサーマルと言えば数えきれない程のアイテムがありますが、本当に”しっくり”くる物を探すと意外と多くは無く、、、そんな中、制作した一枚。細すぎず太くすぎないリブや着丈、身幅のパターンメイク、そして何より着心地が抜群な一枚が完成致しました。

一枚着は勿論ですが、CPO SHIRTSの中に着たりジャケットのインナー使いも良いと思います。シンプルながら存在感のある一枚。サーマルは、英語の「thermal」で「熱の」「温度の」という意味。デコボコとした生地が空気の層を作り、熱を逃しにくくするため、通常のカットソーよりも保温性が高い。 また肌に密着しにくく、サラッとした肌ざわりが特徴。これからの北海道の季節に間違いなく必要なアイテム、先ずは店頭までご試着しにいらしてくださいませ。

ARCH米村屋　阿部