イベントのご案内 / FRANK LEDER ARCHIVE EXHIBITION at ARCH 米村屋

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FRANK LEDER ARCHIVE EXHIBITION at ARCH 米村屋

開催日時:2023.11.11(土)〜11.19(日)
開催店舗:ARCH 米村屋
札幌市中央区南4条東1丁目9-3米村屋ビル1F [Google MAP]
TEL 011-281-5560
MAIL yonemuraya@archstyle.tv
営業時間 12:00-20:00(水曜定休)
BLOG  https://archstyle.tv/yonemuraya
INSTAGRAM @arch_yonemuraya

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1999年セントマーチンMA在学中からコレクションをはじめ、2000年卒業ロンドンで活動、2003年よりドイツ生産でのコレクションを発表し続けているFRANK LEDER(フランクリーダー)。

毎シーズンテーマがあり、フランクリーダーの洋服の魅力に惹き込まれ虜になっている方も多いと思います!フランクリーダーの洋服をきっかけに、ARCHに通っているとお客様から伺った事やフランクリーダーの洋服をきっかけにドイツまで行ったというお客様もいました!

ARCH米村屋では初の開催となるFRANK LEDER ARCHIVE EXHIBITION 。

会場は2Fに設営し、FRANK LEDERの世界観を存分に感じていただけるイベントです。

唯一無二の世界観を持つFRANK LEDER。過去から現在に至るまでの膨大なコレクションを一堂に集めたイベント。過去のアーカイブアイテム、ヴィンテージファブリックを使用した数量限定のアイテム、今シーズンの新作コレクションアイテムなど、約500点という見応えのあるボリュームです。一部ですがコレクションのご紹介をしていきます。

2011/12 aw / GALICIA ” ( GALIZIEN ) II(’ガリツィア 2)
夢を求め、長い旅路を全財産をもち旅する人たち。行先も様々。船、鉄道、バス、その旅の行程を想像するコレクショ ン。その中でも夢の国アメリカに渡った人にフォーカスを当てている。

2014 aw / COLDITZ (コルデッツ)
コルディッツ城に残る一つの歴史、第二次世界対戦時、捕虜収容所として使われていた頃の物語。捕虜達の脱走物語が、ディテールとなってコレクションに 表現され、隠しポケットやバッグ、脱走後の市井の人を想定したウエアなど、デティールに遊びと意味のあるコレクション

2015 aw / RAUCH (ラウフ)
煙を意味する「ラウフ」。森の奥で炭を作るチャコールメーカーと、炭を売る人買う人、そして伝統的な煙突掃除夫にフォーカスしたストーリー。人々に慈 しまれた煙突掃除人。反面、必要不可欠なものを作りだすにも関わらず、影の仕事としてとらえられていた炭焼き職人、そんな物語が表現されたコレクション

2016 ss / WURZEL(ヴルッツェル)
長い旅からホームへ戻る物語。あなたか生まれ、あなたの核をつくり、精神を育んだ場所。人や思い出によって今にもつながる場所。それはあなたのWURZEL =ROOTS。背景、収穫物、方言、動物、植物、ドイツ国内でも様々な昔ならがらの民族衣装もインスピレーションのひとつのコレクション

2017 ss / FRANZ DIENER(フランツダイナー)
「FRANZ・DIENER」という名のコレクションは元ボクサーがオーナーとなって営業されていたレストランをオマージュに。 加えて1920~1960年代のボクシングシーンに触発されたデティールや生地を使用。

2017 aw / DER UNSICHTBARE FEIND (見えない敵)
「見えない敵」=知的スパイの物語。かつてのドイツ、西と東にあった冷戦時、1950年~60年代に起こっていたスパイ活動。情報収集、偽装、監視、尾行な ど、ディテールやポケットに隠していれる小物にそれが転化されています。

2018 aw / MEUTEN(モイテン)
“MEUTEN”(モイテン)は、英語では“PACK”という訳。それは、ストリートギャングのグループという意味で、今シーズン、LEIPZIGER・MEUTENラプティヒ モイテン)やケルンのエーデルヴァイス海賊団「EDELWEISSPIRATEN」とハンブルクの「SWINGJUGEND」という1930年から1940年代のナチスドイツ政権に抵抗 し、それぞれ違う形で反抗していたグループから作り上げています。

2019 ss / SCHEUHEN(ショイヘン)
SCHEUCHENは脅かして追い払う、名詞でショイヘ、かかしの意味。約1年かけて昔のコレクションを着せ屋外で雨風にさらした案山子がベルリンより送られて きたプロップス。日常着の経年変化を見せる案山子はフランク リーダーの着こんで自分のコレクションにする姿が垣間見れます。

2019 aw / KAMMER/THE HARMIT (カマー/ハーミット)
閉ざした空間にいる一人の孤独な男。日ごろの生活を離れ集中するために部屋に篭る男。そして、自然の中に篭る男、人里離れ、孤独を愛し、絵を描いた り、書き物をしたり世俗から離れ自身の内側に語りかける、そんな物語がインスピレーション。次のSSコレクションでは、この孤独な男のアイデアを追求 し、もっとスペースを広げ、森や洞窟といった自然な場所において、芸術的な魂を紹介します。

2020 aw / Wahn (ワァン)
Wahn=妄執。コレクションは孤独な男について。完全に彼の世界にいる。彼の持つ全てのエナジーを、彼を取り巻く彼だけの持つ世界を創造することに注い だ。この木工によるものつくり、彫刻、部屋、家具、全てのものを作ることに夢中になる、彼は孤独だ、しかし完結を見つけだせずに探し作り続ける。

2021 ss / Mäcki und Kalle (マイキー&カレル)
何年か前にスタジオの近くの古い本屋さんで1930年代のカヌーのトラベルガイドブックを買ったことから始まった物語。今、カヌーはほとんどプラスティッ ク製という時代に、貴重な木製のクラフトマンシップに溢れた2曹の美しいビンテージカヌー(マイキーとカレルと名付けられたカヌー)と旅に出ました。 とても古風なドイツの‘悪ガキたち’労働者階級の男の子の通り名のカヌー。その雰囲気を含めてできたコレクション。

2021 aw / Beute (ボイテ)
コレクション名はドイツ語の獲物または戦利品を意味しますコレクションの全体的なテーマは、ジャーマン・デスペラード(ドイツのならず者)。ショット ガン・ディアレザーパッチの付いたアーカイブや丈夫なコートとして孤独なライダーに合うアイテム、キツネのコート、ウサギのコート、帽子、新しいパ ターンカットのコート、ブランケット、使用材料などなど、ルックブックの撮影テーマとアイテムディテールに現れています。

2022 ss / Werben (エルベ川)
コレクション名の「Werben(エルベ川)」は、主人公のロードトリップを反映しています。ベルリンから、エルベ川沿いにある小さな静かな町、Werben (ヴェルベン)まで。ヒンターランドのような、昔から変わらない小さな町に沿っての物語は、大都会の青年が田舎へ逃避の旅をし、心の変化があり、より 有意義で健康的な人生の新たなスタートを切るというものです。

2022 aw / Woyzeck  (ヴォイツェック) 
コレクション名は、ドイツで最も有名な劇作家の一人であるゲオルク・ビュッヒナーの戯曲から着想を得ています。 主人公の名前でもある「ヴォイツェッ ク」は、抑圧や戦争に反対する劇であり、人間が環境から、檻に入れられ虐待されるとどうなるかが描かれています。このヴォイツェックという文脈にぴっ たりな面白い生地の商品もあります。

2023 ss / Laab (ラアブ)
今回のストーリーは、私が過去にも取り上げたように、自分が与えられた、又は自分が選択した環境の中で働く、独特で特異な労働者のシリーズに加わるも のです。コレクションのタイトル、ラアブは、友人が毎朝チーズを作るために使っているRennet(レンネット)のドイツ語名に由来しています。菌が生まれ る核のようなものです。

2023 aw / Sammlung (ザムルング)
ドイツ語で「収集」を意味する「Sammlung」、ほかに「考えをまとめる」という意味もあり、今回、バーベルスベルク映画スタジオ*の膨大なユニフォームコ レクションが納められている場所でルックブックの写真を撮る機会を得たことは、コレクションのために集めた希少な生地の発見と重なったシーズンです。

毎シーズンコレクションテーマがあるフランクリーダー。コレクションのテーマを理解するとまたフランクリーダーの洋服の魅力を感じて頂けると思います。

11/11(土),11/12(日)の2日間は<FRANK LEDER>のエージェントを手掛けるMACH55 Ltd.代表の長谷川氏も在店されますので、この機会にブランドの裏話などを聞いてみてはいかがでしょうか!!

11/11(土)-11/19(日) は ARCH米村屋へ GO!!!

次回のブログでは、フランクリーダーの魅力に迫ります!!
是非、お楽しみに!!

【FRANK LEDERの商品一覧はこちら】