男にはなくてはならないアンダーウェア

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ARCHオーナー山内が、若い頃から好きで集めていたウェアがあります。

それは、一昔前は当たり前のように存在していたアメリカ製のアンダーウェア”サーマル”。

アメリカ製のコットン100%の普遍的なサーマル。

古着屋に行けば当たり前に並んでいたソレは、今では中々お目にかかれません…
自身がずっと着ていたい普遍的なサーマルを作りたい。

そんな思いから、今回新たな挑戦が始まりました。

そのアイテムは ” THERMAL SHIRTS MADE IN U.S.A “

今回のブログでは、オーナー山内に私、大手がインタビューし制作に至る経緯や裏話しなどを書かせて頂きます。是非、お付き合い下さい。

大手:はじめにサーマルシャツを作ろうと思った理由はなぜなんですか?

山内:サーマルを作っているメーカーでも現代だとコットンポリエステルの混紡素材が主流になっているんだけど、自分がずっと着ているのはコットン100%素材のサーマルで、若い頃は当たり前にあった物なんだけど今はコットン100%の物はアジア製が主流でアメリカ製では存在しないから無いのであれば、自分たちで作ろうと思ったのが理由です。

大手:サーマルを作って一番大変だったところはどのようなところですか?

山内:今回のサーマルの生地は、アメリカから綿花を輸入していてその綿花を紡績しているんだけど。自分が一番作りたかった生地のサーマルが端番手といって存在しない糸で糸の解析を4人の職人さん達と解析して糸に紡績するのが時間がかかったし大変だったね。実はARCH米村屋がオープンする前(2021年7月)から今回のサーマルシャツは動いていて自分がイメージするお店には絶対あるべきアイテムの一つだったから形にしたかった

大手:マサさんにとってサーマルシャツとは?

山内:当時はアンダーウェアとして着用するスタイルが多かったけど90年代頃のグランジファッションではニルヴァーナのカートコバーンがTシャツの中に着用してたりファッション的要素もあるよね。自分の中で、クローゼットになきゃいけない物で若い頃からずっと着ていて馴染み深いものでもあるし、主役にはならないかもしれないけど、男にはなくてはならないアンダーウェアの一つです。

山内私物 

そして…山内が追い求めていた普遍的なサーマルを再現できるであろう工場にアメリカで出会います。

つづく