フランスの空気感

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ここ札幌店に異動してからフランスの街並みや当時の人々を撮影した写真集を見るようになった。

アンリ・カルティエ・ブレッソン、ロベール・ドアノー、、、名だたる写真家が撮影した当時のフランスを写した写真はダイレクトに空気感を感じることができる貴重な資料です。

ジャストレングスに上がったジーパン、ハーフクッションで上がったスラックス、渡りの太いストレートパンツ。

パンツ一つの着こなし方を見ても、フランス人はこのように着こなすのか、、と色々勉強になるのです。。

OUTILの作る洋服を見たときにも同じようなシンパシーを感じる。

当時のブルーカラーはこんなにエレガントなワークパンツを履いていたんだ、ミリタリーなのにこんなに仕立てが良いジャケットを着ていたんだ、、など

当時のフランスの雰囲気を瞬間的に捉える写真と古き良きフランスのウェアーを捉えるOUTILにどことなくシンパシーを感じてしまうのです。

今シーズン入荷したPANTALON PLASNE。

1930年代のフランス海軍に採用されていたワークパンツがモチーフになっています。

裾に向けてストレートに伸びるシルエットはまさしくエレガント。

実用性や機能性が優先されるミリタリーウェアに綺麗なエッセンスが加わった、用の美とも言えるべきパンツです。

吊り履きも可能なメタルボタン、背部の腰元に配されたバックルベルト、ヴィンテージのワークパンツによく見られる片方のバックポケット。

このような細部までこだわって製作されるのがOUTILのワークウェアー。

当時のフランス海軍がリアルに履いていたワークパンツの要素が詰め込まれているのです。

古き良きフランス海軍のワークパンツに落とし込まれたのは高密度のリネンヘリンボーン組織。

フレンチミリタリーによく見られるバリっとしたリネンではなく、初めから着込まれた雰囲気のある肉厚なリネンです。

真っ白ではなく生成りがかったナチュラルカラーなのがまた良いのです。

フランス海軍の払下げ品のようなくすんだようなナチュラルカラーがスタイリングの想像を掻き立てるのです。。。

着込まれた雰囲気のあるナチュラルカラー、ぜひ春夏のスタイリングにご提案させて頂きたいホワイトパンツの一つです。

当時のフランスの空気感を纏ったOUTILのPANTALON PLASNE。

この空気感を感じることができるのは、やはりOUTILなのだと思います。

ぜひ店頭にてご覧ください。

Arch 小村

PANTALON PLASNE

COLOR / NATURAL

SIZE / 2 , 3 , 4

MATERIAL / 100% LINEN

PRICE / ¥39,600-