OUTILより”らしい”スウェットが入荷しています。

元々スウェットは、アメリカの名門ラッセルアスレティックの創業者の息子ラッセル・ジュニアが、高校生の頃に運動着の素材をウールからコットンに変更することを父に提案。

汗を吸っても着心地が悪くならないこのコットン製運動着は、瞬く間に学生やアスリートの間で広まっていきました。

そんなアメリカらしいアイテムであスウェットは、今や名だたるメーカーが製作している中、フレンチガーメンツを得意とするOUTILからリリースされたMAILLE LEEは、アメリカンスピリットをリスペクトしながらMADE IN FRANCEでOUTILらしい1着に仕上がっています。

ディレクションを務める宇多氏が所有する1960年〜1970年のヴィンテージ スウェットをサンプリングしたMAILLE LEEは、モックネックまでいかない絶妙な首元の詰まり具合が特徴的です。

袖、裾のリブも長めに設計されており、クラシックな印象です。

約200年もの歴史を誇るフランス・バスク地方で続く、小さなファクトリーにて生産。

生地の編み立てから裁断、縫製に至るまで一括で行われており、宇多氏のフランスの産業、文化に対する気持ちが伺えます。

とてもしなやかでとろみのある柔らかい生地は、厚すぎず薄すぎない通年で着用していただける生地感です。

ラグランスリーブという事もあり、とても動きやすく程よくゆったりめのOUTILらしいシルエット。

一枚で着てるのは勿論、インナーとしても首元のディテールが相まって重宝すると思います。

是非、店頭でご覧下さい。

Arch 松本