88/12 SWEAT SHIRT

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メンズ服の基本はワーク、ミリタリー、ドレス、スポーツ、民族。

この5つに分類されると学びました。

そのうちのスポーツに分類される”スウェットシャツ”。

私自身、幼い頃に寝巻きとして使用していたスウェットでしたが、

高校生の頃にヴィンテージチャンピオンのスウェットを購入した時から沼に陥りました。

それは、今まで着用していたスウェットとは比較出来ないほどの着心地と肉厚なものでした。

生地やオンス、ディティールで同じスウェットなのにここまで違いがあるのかと驚愕したことを鮮明に覚えています。

それからはスウェットをファッションの一部として取り入れるようになり、今では僕のワードローブの一つになっております。

意外なところでいうと、物理学者のアルベルト・アインシュタインもスウェット愛好家だったそうです。

恐らく、誰もが一度は着たことがあるであろうスウェット。

手軽に着用でき、幅広い世代に愛されているからこそ最高級なものを…。

追求、研究を重ね、これ以上な出来はないであろう一着がArchオリジナルレーベルにて完成いたしました。

某アメリカカジュアルスポーツウェアのTシャツから着想を得て製作した88/12(ハチハチワンツー)ボディスウェットシャツ。

88/12とはコットン88%、レーヨン12%の混紡糸からなる生地で、肉厚でありながらレーヨンならではの柔らかさが絶妙な着心地に。

1970年代の某スポーツウェアのTシャツに採用された、黄金比の混紡糸。

当時のスウェットは、縦方向への縮みが出やすいという弱点があり、その弱点を克服する為、本来であれば縦に使用される生地を横に使用することによって、生地の縦縮みを抑えた使用に。

Archならではの“これじゃないとダメ”という拘りから制作になんと3年の年月を掛け、漸く理想のスウェットが完成致しました。

ここからはArch札幌スタッフ3名のリアルコーデをご紹介いたします。

Arch 松林憲吾

昔からアメリカ物が好きな僕の中で間違いなくワードローブになっているのは、“スウェット”です。

そして、スウェットと言えば思い浮かぶ某アメリカブランドのスウェット。所謂、スウェットのパイオニアと言っても過言ではないでしょう。

そこに現代に於ける、洋服への拘り、探求、熱意を兼ね備えたArchのオリジナルレーベルにて製作された、88/12 SWEAT SHIRT。

ボディのディテール、アームホールの幅、そして生地。
最高峰のスウェットが再誕致しました。

ツイードジャケットにスウェット、ブリティッシュトラディショナルにアメリカントラディショナルを合わせたトラッドなミックススタイル。

勿論、一枚着でも極上な存在感、インナーにシャンブレーやネルシャツといった、アメトラな雰囲気にKLASICAのPORTOBELLOやSOUNDMANのCLARKEを合わせるのが今の気分です。

Arch 柳田尚紀

明確なバックボーンから生まれた弊社オリジナルスウェットとモードのミクスチャースタイルをこのスウェットを初めて見た時からやりたいと思っていました。

現代に多いビッグシルエットとは異なり、ジャストなサイズ感だからこそ成り立つスタイルだと考えています。

スポーティさもありながら、英国のクラシックアイウェアでシャープな雰囲気を表現するのも個人的には気に入っています。

Arch 荒陽春

スウェットは元々好きなアイテムだったのですが、自分の小柄な体型もあってかなかなかしっくりくるものに出会えなかった。

松林の投稿でも触れていましたが、
スウェットらしいリラックス感はありながらも、
1970年代ごろの名品とされたスウェットをイメージしたすっきりしたアームホール。

そして一押しは、リブのフィット感。
袖と腰のリブがキツすぎない程度にフィットし、収まりがとてもいいんです。

今回履いているようなトラウザーズとも相性が良いんですよね。

スエードレザーブルゾンにスウェットというラギット組み合わせ。

それに5ポケットジーンズや、チノパンというのも間違いなく格好良いのですが、トラウザーズを履いて、ハットやストールを合わせるのが自分らしいバランスかなと思っています。

流行りに捉われず、文化の継承をしていくArchならではのスタイルを是非体感してみてください。

Arch 松林