WAR IS OVER,IF YOU WANT IT
WAR IS OVER , IF YOU WANT IT
〜戦争は終わった。あなたが望むなら。〜
1960年代から70年代にかけてアメリカで生まれた様々な文化やカルチャー。
音楽やファッションに影響を与えたヒッピーカルチャー然り、
1969年に開催されたウッドストックフェスティバルなどは、当時の時代背景を象徴していたと思います。
1969年同年代に、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが世界12都市で”WAR IS OVER IF YOU WANT IT”という広告メッセージを発信しました。
当時ベトナム戦争を開始していたアメリカに対する、反戦メッセージ。
その2年後に”HAPPY CHRISTMAS”の反戦歌がリリースされます。
「人々が戦争を終わらせることを望み行動に移せば、やがて戦争は終わるはずだ」と主張して、世界の人々の一人一人が平和を願うことの大切さを訴えていました。
当時、彼らはベトナム戦争に由来するミリタリーアイテムを見に纏っていました。
その背景には、この反戦へのメッセージが込められていたのです。
1970年代の映画、イージーライダーや、タクシードライバーなどは当時の時代背景が、ファッション等に色濃く映し出されていました。
あの年代の映画やカルチャーは、個人的にも大きく影響されています。
KENNETH FIELDからリリースされた”V6P”は、この年代に起こったカルチャーや、ジョン・レノンの反戦へのメッセージを込めて作られています。
当時のベトナム戦争にフォーカスした、ベトナムパンツ・JUNGLE FATIGUE PANTSを元に。
“WAR IS OVER , IF YOU WANT IT”のメッセージを施した一本から、様々な背景を垣間見る事が出来ます。
当時の出来事を妄想し、映画などのシーンを回想して足を通す…
不変的な一本からアメリカのカルチャーを紐解き、自分の解釈でこのパンツを履く。
想像しただけで、ワクワクが止まらない一本なのです。
ARCH 宅見