KENNETH FIELD / Angelico Seersucker
今日は、先日ご紹介したバックサテンのグルカトラウザーに加えてもう一つ、ARCHエクスクルーシブとなる KENNETH FIELD(ケネスフィールド)のアイテムをご紹介いたします。
こちらは、アメリカ青春映画の名作「卒業(The Graduate / 1967)」で主人公を演じたダスティン・ホフマン。
洋服好きの方は、この写真をとあるアイテムのアイコンとして目にした事があるのではないでしょうか。
『シアサッカージャケット』
それは、ネイビーブレザー、グレースーツとともに、アメリカントラディショナルを語る上で欠かす事のできないもの。
夏のワードローブに揃えておくべきアイテムとして、男なら必ず憧れると言っても良いのではないでしょうか。
型は、昨秋冬にスタートした2ボタンのスポーツコートがベース。
デザイナーの草野氏によると「トラウザーのワタリや裾幅がやや広めの時代感に合わせる為には、トップスのウエストシェイプとのバランスが必要だと思い、80年代アメリカのスポーツコートを参考にした」という1着です。
ラペル幅を定番の 50s Sports Coat と比べて広めに、ウエストシェイプを入れ、ベントは深めに設定されています。
80年代の雰囲気をベースとしながらも、当時の特徴である肩が強調されたシルエットにならないよう、肩パッドを無くしたアンコン仕立てに。
クラシックをリスペクトしながらも、現代の着こなしに合うよう KENNETH FIELD らしくしっかりとモディファイされています。
生地は、毛織物産地である北イタリア・ビエラに工場を構えている Angelico(アンジェリコ)社のコットンウールシアサッカーを使用。
ウール混のシアサッカーはしなやかで強度があり、型崩れしづらくシワになりにくいという特徴があります。
冬のイメージがあるウール混の生地ですが、実は放熱、放湿性に優れており、コットンウールのシアサッカーは、汗ばむ夏場に最適な素材。
さらに、袖裏をあえて無くすことで、湿度が高い日本の気候でも快適に着ることができる仕様になっています。
スポーツコートの組下となる2プリーツトラウザーも80年代のアメリカ物をベースとしています。
定番の Trim Trouser と比べてゆったりとしたシルエットで、スーツとしてはもちろん、カジュアルに単品でも使いやすい1本です。
ノークッションのダブル仕上げで、ローファーやキャンバススニーカー、レザーサンダルと合わせて、夏らしく軽快に穿きこなしたいですね。
Bottoms / KENNETH FIELD
Shoes / Quoddy
シアサッカースーツにB.Dシャツ+ブラックのニットタイ、足元はローファーというコーディネートは外すことのできない王道スタイル。
軍パンにモカシン、キャンバススニーカーのカジュアルなジャケパンスタイルや、Tシャツにスカーフを巻いて上品なカジュアルスタイルも良いですね。
Shirts / CASEY CASEY
Sandal / Jutta Neumann
トラウザーズは、Tシャツや半袖シャツなどのラフなアイテムと合わせることで、スタイルを程よくカジュアルアップしてくれます。
暑い夏でも心地よく穿ける上品なトラウザーは、ワードローブに1本あると必ず重宝するはずです。
ぜひ、皆さんもシアサッカー生地のスポーツコート&トラウザーで季節感のあるコーディネートを楽しんでみて下さい。
KENNETH FIELD Made to Order & American dry goods @Arch
2021.6.12(sat)-13(sun)
KENNETH FIELD とのイベントが、いよいよ来週末に迫ってきました。
当日は「American dry goods @Arch」と題し、KENNETH FIELD草野氏とArchオーナー山内が所有するアメリカンヴィンテージウェアや小物など、150種類以上を展示販売。
KENNETH FIELD が考えるアメリカントラディショナルのドレスアップからカントリーテイストまで、幅広いスタイルを様々なヴィンテージと新品を織り交ぜてご提案いたします。
これまでにないディスプレイによって、KENNETH FIELD の背景と世界観を存分に感じて頂けるイベントとなっています。
そして、ARCH では約3年振りとなる Made to Order(カスタムオーダー会)も併せての開催となります!
ブランドの顔とも言える「スポーツコート」と「トラウザー」のお好きなモデルを膨大な生地スワッチの中からお好みの生地でオーダーして頂けるスペシャルな企画となっております。
フォーマルシーンにも対応できるスーツ地やフランネル、名門メーカーのツイードやコーデュロイなどのカジュアルな物まで、様々な生地をご用意しました(完成品の納期は9月を予定しております)。
次回のブログでは、スタッフが過去にオーダーした商品とおすすめのオーダーをご紹介しますので、ぜひチェックをお願いします!
デザイナーの草野氏にお一人ずつ対応して頂きますので、カスタムオーダーのみアポイント制となっております。
下記時間帯でのご案内となりますので、事前にご希望の日時をご連絡頂けますと幸いです。
6月12日(土)
⑴ 12時〜13時
⑵ 13時〜14時
⑶ 14時〜15時
⑷ 15時〜16時
⑸ 16時〜17時
⑹ 17時〜18時
⑺ 18時〜19時
⑻ 19時〜20時
6月13日(日)
⑴ 12時〜13時
⑵ 13時〜14時
⑶ 14時〜15時
⑷ 15時〜16時
⑸ 16時〜17時
⑹ 17時〜18時
⑺ 18時〜19時
⑻ 19時〜20時
TEL / 011-261-5083
MAIL / info@archstyle.tv
※ご来店時に空きがあればアポイント無しでもオーダーはお受けできます。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております!
ARCH 川上