rdv o globe×Arch “Dead Stock Fabric Gilles Pa “Special Interview
【 rdv o globe×Arch】のスペシャルアイテム発売まで、残り3日となりました。
そこで、今回のコラボレーションアイテムの製作秘話などを、デザイナー前淵さんとの対談形式でご紹介していきます。
別注製作への作戦会議 は、いつも前触れもなく訪れます。
約1年前、前淵さんからの一本の電話から全てが始まりました。
宅見 / 前淵さん、いつもお世話になっております!
そろそろ別注の話を進めていかないとですよね。
前淵さん/ 全然連絡くれないからさ〜笑
既にこっちで生地を探してたんだけど、凄い良い生地が見つかったよ!
宅/ 連絡出来ていなく申し訳ないです…
本当ですか!? どんな生地でしょうか?
前淵さん/ デッドストックのデニム生地!
それも普通のデニムとは違って、シルク混のデニム生地だから物凄い上質な雰囲気だよ。
前淵さん/ 国内のある生地メーカーで見つけた”デッドストック”のデニムなので、もう二度とお目にかかれない。
シルクが22%も入っているから、光沢感があり通常のデニムよりも柔らかいのが特徴的だね。
生地の良さもそうだけど、生地代が高かったのにも驚いたけどね笑
宅/ シルク混のデニム生地なんて、滅多に聞かないですね…僕は見たこともないです。
しかも”デッドストック”の物を見つけられたのも凄いですね。
シルク混のデニムですもんね…確かに高そうですね…
この生地でしたら、パンツが凄いハマりそうですね。
前淵さん / ARCHで定番で展開しているパンツ・Gilles Pa (ジャイレス)なんかが間違いなく格好良いと思うよ。
デニム生地で、あの形は中々なくて面白いんじゃないかな〜。
宅/ Gilles Pa(ジャイレス)は、ARCHでも長年定番で展開していますし、僕らも含めてお客様も愛用している方が多いですね。
フランチアーミーのトラウザーズの様な雰囲気が非常に気に入っています。
僕が好きなフランスの写真家・Willy Ronis(ウィリー・ロニ)という方が良く履いているパンツも、2タックで裾がダブルの仕様になっています。
rdv o globeのGilles Pa (ジャイレス)は、僕の中でフランス的なトラウザーズのイメージがある一本でした!
前淵さん / デザインは、rdv o globeの完全オリジナルなんだけど、フランチアーミーのトラウザーはイメージにはあったね。
ヒップラインを落とし、テーパードをかけた独特のシルエットが存在感があるんだけど、意外とコーディネートに合わせやすい一本なんだよ。
宅/ 履いてみると物凄くリラックスして履けますし、形が綺麗なのでどんなスタイルにもすんなりハマりますよね。
フランス的解釈のトラウザーズに、アメリカのイメージのあるデニム生地の組み合わせは凄い良いですね!
この組み合わせで進行させてください!
前淵さん/ 良い組み合わせだと思うよ! シルク混のデニムだから、よりトラウザーズらしい一本に仕上がると思うよ。
それじゃこの組み合わせで別注アイテムの生産に入るね。仕上がりまで楽しみにしてて!
こうして、出来上がってきたDEADSRTOCK FABRIC Gilles Pa (ジャイレス)は、僕らの想像していた以上の仕上がりで完成しました。
今週末の5月16日(土)から発売を開始しますので、楽しみにしていてください。
詳細は、次回のブログにて紹介します。
ARCH 宅見